#日刊DXNews 2040年の旅行に関する展望、インキュベイトファンドがDX特化の新ファンドを立ち上げ、日銀が「デジタル通貨グループ」を新設【2020/7/20】
7/20(月)のDXNewsをお送りします。
①ユーロモニターインターナショナルが2040年の旅行に関する展望をまとめた
ユーロモニターインターナショナルは、2040年の旅行に関する展望をまとめた。未来の旅行を予約、地上輸送、航空、ホテルの4つの観点から予測。
いずれにも共通するのは、個人の嗜好をくんだ高付加価値の体験がロータッチでシームレスかつ安全に提供される環境。
デジタルトランスフォーメーションが実現を促す鍵となるとのこと。
■旅行先の選定・予約
・自宅でアバターが提案・予約
・仮想体験で費用対効果を吟味
・気候への負荷が比較・検討の指標に
■地上輸送
・ドライバーなしの自動運転が普及
・スマートロードの走行で周辺情報や車同士の送受信が可能に
■航空機
・乗客ごとのCO2排出量を把握
・AIを各座席モニターに装備
■ホテル
・アバターやロボットが一部サービス代替
・時間帯や天候に応じて壁や調度品の表面模様をデジタルで変更
(記事中の図より)
②インキュベイトファンドがDX推進のスタートアップ投資に向けて250億円の新ファンドを立ち上げ予定
大手ベンチャーキャピタルのインキュベイトファンドは、デジタル技術を使って企業のあり方を変えるデジタルトランスフォーメーション(DX)を進めるスタートアップに投資する総額250億円の新ファンドの立ち上げを、20日に発表する。
国内VCのファンドでも大規模で、DX関連、医療や教育など公共サービス、人工知能(AI)や先端ロボティクスの3分野を中心に投資するとのこと。
創業間もない「シード期」から株式上場を控えた段階まで幅広く扱い、40社程度、1社あたり平均5億円をめどに投資する予定。
③日銀が決済機構局に「デジタル通貨グループ」を新設
日銀は20日付で、決済機構局に「デジタル通貨グループ」を新設したと発表した。決済システム全体のデジタル化や、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の検討を推進する予定。
中央銀行デジタル通貨(CBDC)については、下記記事が参考になる。
参考:中央銀行デジタル通貨についてボストン・コンサルが考えること
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