#日刊DXNews Viibar、従来型の広告動画制作や広告運用事業から撤退し、動画SaaS・ライバー支援・DX支援に注力◇【シンガポール】三菱UFJ銀、新興企業向け融資で新会社
8月11日(火)の日刊DXNewsをお届けします。
①Viibar、従来型の広告動画制作や広告運用事業から撤退 動画SaaS・ライバー支援・DX支援に注力
Viibarは、事業ポートフォリオの整理を行い、従来型の広告動画制作や広告運用事業から撤退し、高成長かつ技術でレバレッジが可能な事業に経営資源を集中させることを決定した。
動画SaaS事業ではクラウドで動画の制作管理ができる「Vync」に加え、近日、新規プロダクトのリリースを予定。
また、同社はマイクロソフト コーポレーションのスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されており、マイクロソフトとの協業により、企業向け動画SaaSの展開を積極的に推進し、加速していく。
ライバー支援事業では、e-ラーニングの提供、データに基づいたアドバイスを通して個々のライバーの活躍・成功を支援する。
DX支援事業では日々蓄積している豊富な解析データと独自の運用ノウハウ、KPI逆算型の動画制作力を活用し適切なオペレーションを構築することで業務プロセスの変革を図る。
【シンガポール】三菱UFJ銀、新興企業向け融資で新会社[金融]
三菱UFJ銀行は、イスラエル企業とシンガポールに合弁会社を設立。人工知能(AI)技術を活用して将来の収益を予測しながら与信判断を実施し、既存の金融機関から融資を受けるのが難しいアジアの新興企業向けにファイナンスサービスを提供する。
リクイディティーキャピタルは、データ連携の仕組みである「API」を通じて取得した銀行口座、会計システム、顧客情報管理(CRM)などの情報を基に、AI技術を使って独自の与信判断を行っており、この判断をもとに三菱UFJは融資を行う。
アジアではすべての人に金融サービスを提供する金融包括の重要性が高まっている。「ウィズコロナ」「アフターコロナ」時代にデジタル技術を生かしたサービスの需要も拡大しており、三菱UFJ銀は、フィンテック分野の新興企業の台頭が見込まれる中、新会社を通じて金融サービスの事業拡大を狙う。
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