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#日刊DXNews ウクライナDX省が仮想通貨取引を追跡する計画を発表、インキュベイトファンドが250億円ファンドを組成した狙い、LSエレクトリックとMSがスマート技術開発で協力【2020/7/27】

7/27(月)のDX Newsをお届けします。

①ウクライナのデジタルトランスフォーメーション省が仮想通貨取引を追跡する計画を発表

ウクライナの仮想通貨を規制する主要な政府機関であるデジタルトランスフォーメーション省が、仮想通貨取引を追跡するために、

ビットフューリー(Bitfury)の仮想通貨分析ツール(仮想通貨コンプライアンス製品「クリスタル」)の契約を締結したとのこと。

「ウクライナにおける仮想資産の市場の迅速な形成と合法化」を目的としている。


②独立系VCインキュベイトファンドが250億円「新ファンド」を組成した狙い

インキュベイトファンドは先日、第5号となる新ファンド「インキュベイトファンド5号投資事業有限責任組合」の設立とファーストクローズ(一次募集の完了)を発表。

新ファンドではDX関連、医療や教育など公共サービス、人工知能(AI)や先端ロボティクスの3分野を中心に投資する。

ファンドの組成額は過去最大となる総額250億円規模で、出資者は過去の同社ファンド出資者のほか、年金基金、金融機関、政府系機関を中心とした構成。

この構成、特に機関投資家が入っていることに意味があると、インキュベイトファンド代表パートナーの村田氏は、インタビューの中で語っている。

「自分は機関投資家の中でも特に年金基金が大事だと思っています。スタートアップが成功したら、リターンで年金が増える構造は分かりやすいじゃないですか。社会のエコシステムが大企業とスタートアップで回っていた部分が、国民全体で回っていくようになると、もう少し尊敬されるようになると思うので、今回年金基金がLPに参加してくれたことは大きい出来事だったと思っています」(村田氏)


③LSエレクトリックとMSがスマート技術開発で協力

韓国電気設備メーカーのLSエレクトリックは23日、韓国マイクロソフト(MS)とスマート工場およびDX分野の研究開発で協力する内容の覚書を交わしたと発表。

LSエレクトリックは MSのAzure IoTやデータプラットフォーム、AIを活用した製品不良探知技術を開発していく計画。

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