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AI企業検索システム“Bizrelay“って、どんなことができるの??

はじめまして。
AI企業検索システムBizrelay広報による不定期日記です。

ここでは、AI企業検索システムBizrelayに関することを中心に、Bizrelayの活用方法だったり、システム開発の裏側だったりを綴っていきたいなと思ってます。どうぞよろしくお願いします。

AI企業検索システム“Bizrelay“ってなに?

まずはBizrelayについて、簡単にご紹介させてください。

すごく簡単にいうと、BizrelayはAIで似て会社を検索できるシステムになります。あ、簡単すぎますね?笑

Bizrelayは、インターネット上に公開されている会社のHPデータを収集して、自然言語処理や大規模並列技術を活用しながら、AIで分析したシステムになります。このシステムを使うことで、インターネット上に公開されている類似企業を網羅的に調べることができます。

「似た会社を探すって、そんなシステム誰が使うの?」

と疑問に思われた方もいますね?笑

たぶん、ほとんどの方がそう思ったかもしれません。まずこのシステムを開発した背景をお伝えしたいのですが、このシステムを開発したのは、本業がM&Aの会社(アドバンストアイ株式会社)になります。

M&Aというと、それまた馴染みがないかもしれませんが、ちょっと長くなりそうですが、書き綴っていきたいと思います。

M&A会社がAI企業検索システムBizrelayを開発した理由

M&A会社にとって「依頼者にどんな会社を提案できるか」といった部分は、M&Aにおける最大の要であり、M&A会社の力量が試される見せ所ともいえます。それは、M&Aの相手先によって、その後の会社の未来は大きく変わるからです。

一般的に中堅・中小企業のM&Aの相手先探しは、M&A会社に蓄積した企業情報であったり、各種ニュース等の情報ベンダーの利用であったり、M&A担当チームの属人的なネットワークの活用であったりと、M&Aの候補先がリストアップされてきました。

また、似ている類似企業を探すときには、企業調査レポートを購入して企業データを集めてから、事業内容を精査、そして事業内容以外の要素を絞り込んだりと、時間も費用もかかることが一般的でした。

中堅・中小企業にもM&Aが広がるにあたり、未上場会社の情報を網羅的に収集して分析することは、M&A会社の最大の課題で、このM&Aの課題を解決するために開発したのが、AI企業検索システムBizrelayになります。

たしかこのシステムの開発がはじまったのが2017年で、こうやって完成するまでに7年間かかりました。あ、そういえば、Bizrelayという名前が決まるまでも、二転三転あって、3カ月近くもかかりました。もうヤダ。笑

今年の9月にシステムが完成したのですが、いざシステムが完成したら、「あれ、このシステムって、M&A以外にも、競合調査や新規顧客リスト作成なんかにも、いろいろ使えて便利かもね」ということで、当初は社内だけで使う予定だったのですが、一般公開することにしました。

システムを利用するための登録なども不要ですし、もちろん利用料金などもいただいていないので、ぜひお使いいただけたらと思います。

Bizrelayは、会社売却を考えている経営者にぜひ使ってほしい、その理由。

「Bizrelayって、M&A以外にも、いろいろなビジネスで活用できるよね!」ということで一般公開したわけですが、私たちがぜひ使ってほしいと思っているのが、会社の売却を考えている経営者の方です。

詳しいことは別の記事でご紹介させてもらえたらと思うのですが、会社を売却する売手側になる場合、売却金額であったり、条件面であったり、損をしてしまう場合があります。

今のM&A市場は、売手市場だといえますが、にもかかわらず、なぜか売手側が損をしてしまうことがままあります。

それってなぜだと思いますか?

それは売手側に「M&Aの知識がない」「M&Aの情報がない」「M&Aの経験がない」ことが原因なのではないかと考えています。

このようにM&Aに関する知識や情報がないなかで、M&Aを進めてしまったらどうなるでしょうか。不当に安い金額で売却してしまったり、売却条件を反故されたりと「M&Aなんてしなけりゃよかった」と後悔するケースもよく耳にします。

最近では、もうこれって詐欺じゃん!というほどの悪質なM&Aもあったりするようです。(本当にヒドいですよね…)

こういった場合でも、やはり被害を被っているのは売手側で。こういったニュースに触れるたびに、M&A業界に身を置くものとしては、悲しい気持ちになってしまいます。

で、話を戻すと、なぜ私たちが、売手側の経営者の方にBizrelayを使ってほしいのかというと、会社の売却を考えたとき、まず不安に思うことが「本当に実現できるかどうか」といったM&Aの可能性なのではないかと思います。

比較的スムーズに進めることができるM&Aが、事業が似ている会社だったりもするので、まずはご自身で自分の会社がどんな可能性があるのか、Bizrelayを使って調べてもらいたいという想いもあり、後悔することのないM&Aを実現するための第一歩にしてほしいという願いがあります。

※事業が似ている会社同士のM&Aは、従業員の雇用維持などの問題もあるので、いろいろなケースがあるかとは思います。

そして、M&Aの可能性の次に気になるのは、売手側の場合は、売却価格ではないでしょうか。大丈夫です。安心してください!あくまで目安になりますが、私たちは売却価格を自動で算出するシステムも開発しました。

こちらです!笑

この会社売却シミュレーションも、もちろん無料で利用できますし、何よりも会社名の登録が不要で利用いただけます。

こういったシミュレーションシステムは他のM&A会社さんでも提供されていますが、会社名の登録が必須であることが多く、私個人の意見としては、まずはどんなものか試してみたいから、会社名を登録するのは気がひけるのではないか…ということで、開発スタッフと話し合って、会社名を登録することなく利用できるようにしました。

ただ、売却金額を算出するにあたり、簡単な決算情報の数字を入力する必要があります。ただし、このデータは保存されないので、ご安心してご利用いただけたらと思います。

あれ、Bizrelayの説明をするはずだったのに、なんだかおかしな着地になってしまいました。笑 今回は私たちがBizrelayを開発した経緯なんかをご紹介させていただきましたが、引き続き、お付き合いいただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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Bizrelay|広報|ならちゃん
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