![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/61731298/rectangle_large_type_2_f50ed5b21d41c6bad31a1a2cd2122d8c.jpg?width=1200)
勉強でも、苦手なことでも、何かちょっとした楽しみがあるから続けられる♪
大学受験を控えた高校3年生のころの話です。ちなみに、これは「○年前」と数字で書くのも気が引けるくらい前のお話なので、それを踏まえてお読みください。
当時、いわゆる進学校の部類に入る私立高校に通っていました。部活を引退した夏以降、大学受験勉強に勤しむ日々。放課後は学校の図書館でなんとなく勉強をして帰り、学校が休みの時は、地元の図書館の自習室に出かけて図書館が閉まるまでカリカリと励んでいました。
「図書館で1日中勉強やってるなんて、がんばってるね!」
という感想を持ってくださった方もいらっしゃるかもしれませんが、まあ、図書館に行くには訳アリで、わざわざ図書館に行く楽しみってものがあったんです。
その楽しみというのが、図書館の自習室に行くと、高校は離れ離れになってしまった同じ中学だった友人もちらほら勉強しにやってきており、久しぶりに顔を合わせられるということ。それが楽しくて、時間があれば図書館にいそいそと通っていました。
やっぱり楽しみがないと受験勉強ばかりはしてられないってものです。
その図書館で顔を合わせてよく話すようになったY子ちゃん。
共通の友達はいたものの、中学生時代に直接仲良くするという機会がないままで、高校生になってしまったのですが、この図書館で顔を合わせることによって、意外と気が合うことにお互い気がついちゃいました。自習室から出て、勉強そっちのけにムダ会話についつい花が咲いてしまい、ケラケラたわいもない話をすることに夢中になり、改めて仲良くなっていったというわけです。
そうしているうちに、どんどん日が経ち、志望校面談やら、三者面談を経て、誰もが志望校を定めていくわけですが、そんな折、私の同じクラスで成績1位が常連のD君の受験校の噂がちらほらと耳に入ってきました。
「D君、すべり止めで明治(大学)受けるってよ」
というウワサです。
「桐島、部活やめるってよ」みたいなノリです。私はこれからだいぶ後、この「桐島、部活やめるってよ」というフレーズを見たり、聞いたりするたびに、この「D君、すべり止めで明治受けるってよ」について思い出すことになります。
ちなみに、【すべり止め】とは、入学試験で志望の学校に不合格だったときに備えて、併願受験する学校ことです。
この「D君、すべり止めで明治(大学)受けるってよ」の噂を聞いて、私は、純粋に単純に驚いてしまったんです。私の当時の模試結果からすると第一志望クラスのMARCH大学の1校を「すべり止め」として、軽々と、そして堂々と教室で言っているらしいD君に畏敬の念を込めて心底びっくりしてまったんです。ほえ〜って。たまげたってやつです。
D君は一見クールな秀才タイプではあるものの、がり勉くんなだけでなく、周囲への面倒見もよく、そしてほのかにつっこみどころもあるような、マスコットキャラ的癒し系秀才くんでしたね。
私は中間テストや期末テストの成績はまあまあよかったのですけど、模試になってくるとひどいもので、志望高の判定結果を見てはガックリきて、「どうぴよ〜」って焦っていた時期だったので、「D君、すべり止めで明治(大学)受けるってよ」に「ワオ!」って純粋に驚いていたんです。
その驚愕のインパクトを抱えたまま、私は休日に図書館にいそいそと出かけ、またY子ちゃんと立ち話を始めます。(焦ってるなら勉強しなさいよ)
そして、居てもたって居られず、
「ねねね、私の同じクラスの男のコでね、すべり止めが明治(大学)っていうコがいるんだよ。明治だって、すごくない?」
と私は開口一番伝えました。
「へー、そゆ人やっぱりいるんだね〜(感心)」と、同様に大学受験を控えたY子ちゃんも、私と同じようにやっぱりとっても驚いてくれて、彼女の心の中にもこのエピソードはしっかり留まったようです。
それから1週間後の休日、私もY子ちゃんも図書館にて顔を合わせました。もれなく、まず立ち話が始まります。(もうね、何しに行ってるかと言えば、勉強どっかいっちゃって、立ち話の方がメインになってそうですけど・・・・)
Y子ちゃんの心にも印象を残した例のお話しが始まります。「すべり止めが明治(大学)の話さ〜、学校行って同じクラスの友達に話したんだよね。そしたらさ〜」と。その時の様子を話してくれました。
Y子ちゃんは女子高に通っており、「すべりどめが明治っていう人がいるみたいだよ」って同じクラスの友達に話したそうで、そしたらそのお友達は、もうそれはそれは飛び上がるほど尋常じゃないくらいの驚きの様子で、
「え?!うそ???そんなヒトいるの?私聞いたことないよ?ほんとに、ほんとなの!?うそでしょ???」って、めちゃくちゃびっくりしていたんだって。
Y子ちゃんは、その友人の驚く様子が想像以上だなとは思ったものの、「そうなんだって。本当なんだって。私も驚いてるんだ」と気持ちよく会話を続けたとのこと。
そりゃ、そんなに反応良かったら話してるこっちの気持ちも上がるってものです↑↑↑(^^♪
すると、お友達はさらに驚きがヒートアップして、
「そんなことほんとにあるんだ!そんな、うそみたいな、、漫画みたいなの聞いたことないよー。すごいね、すごいねー」と、やっぱりかなりの驚きの様子だったとのこと。
Y子ちゃんはそのとき心の中で
「ちょっとこんなに驚くと思わなかったな」
とは思っていたそうです。
そしたら次の瞬間!その彼女の過剰な驚きの理由が判明!
「だって、すべりどめがミョウジ(名字)なんでしょ!?すごい珍しいね!!!!そんなヒトいるんだー」
んっ?
んんっ?
す・・・・・・・・・・・・・す、すべり止めが名字?
例えば
「スベリドメ ヨシヒコ」くんとか、「スベリドメ ユウスケ」さん
とかってこと?
「すべり止め」が”明治”(大学)と「すべりどめ」が”名字”のいわゆる勘違いのお話でした。(;´Д`)
いやーそりゃ、確かに、
もしも、「すべりどめ」が名字だったら、めちゃくちゃ驚きの反応してしますよね(Σ(・□・;)
※実際、この名字さんが実在していらっしゃったら、ごめんなさい。
この話で爆笑が止まらなくなった私たちは、引き続き勉強そっちのけの図書館での友好を続けていくのでした。あー青春してたのかもー
こうやって意気投合していったY子ちゃんとは、大学生、社会人になっても二人で飲み歩く仲となりました。いろいろと笑えるエピソードはまだ思い出せそうなので、今後また書きたいと思います!
というわけで、夏から秋へ涼しくなっていくこの時期にメランコリックになってついつい、勉学に勤しんでいた(?)思い出にどっぷり浸っています。
皆さん、社会人になってからどのように学んでいますか?
・日々の追われるように時間に忙殺されてしまっている
・やりたいことがあってもなかなかなか手が付かない
・本や参考書を読んでもなかなかアタマに入ってこない
などなど、なんとなく始められないというお悩みは尽きないかと思います。
現在では、オンラインセミナーという便利なものが多数あり、場所を問わずに自分が学びたい講座を手軽に受けることができます。
ぜひ、みなさんもオンラインで講座を受講してみませんか?
わかりにくくてニガテというところも、ポイントを整理して楽しみながら学ぶことができます。人から上手く説明してもらうとすんなり理解できることって多々ありますよね。
社会人になってからの学びの入り口や、途中で独学ではどうしても理解しずらいところがあってちょっと立ち止まってしまったら、「楽しくオンラインで学ぶ」を取り入れて、楽しみながら苦手なところを乗り越えましょう!
ビズハウスでは、「決算書が読めるヒトになるシリーズ」としてステップに分けて決算書関連講座を3講座開講中!
(楽しく学べたと好評をいただいています^^)
決算書が読めるヒトになるために、段階的にステップアップした内容にしています。ご自身のスキルレベル、仕事に必要な内容に合わせて、受講をご検討ください。
■決算書が読めるヒトになる!シリーズ
01.貸借対照表・損益計算書を学ぶ
会計について何から学べばいいのか分からない方、企業活動に関わる数字の全体像を知りたい方は、まずはこちらから。
02.キャッシュフロー計算書・財務分析を学ぶ
企業活動の資金繰り、お金の流れをキャッシュフロー計算書で学びます。
成長性、効率性、安全性などを検証する、財務分析指標の活用法を解説します。
03.損益分岐点を学ぶ
収支管理、事業計画策定、組織運営にて、損益分岐点を活用することができます。固定費、変動費、限界利益、損益分岐点売上高について、定義と活用法を解説します。
お会いできる日を楽しみにしています!