FB広告を中心としたマーケティングの拡大を実施。「挑戦」を後押しするbizhikeの存在
※bizhikeはCASTER BIZ セールスマーケへ名称を変更しました
bizhikeチームでは、さまざまな業種・商材の企業様を支援し、あらゆる実務や戦略立案などのお手伝いをしています。
今回ご紹介するのは、株式会社Shirofune様の事例です。
Shirofune様では、プロの技術をアルゴリズム化し、あまり経験がない方でもプロ品質の広告運用を実現できる、広告運用自動化ツール『Shirofune』を開発・提供されています。
bizhikeでは2021年11月から、Shirofune様の支援をさせていただいています。内容は主に、Facebook広告にまつわるクリエイティブ制作・検証、及びフォーム最適化などについてです。
なぜ内製ではなくアウトソースを選んだのか、なぜbizhikeを選んだのか。その理由やビジネスへの考え方について、取締役の竹下智視様にお話を伺いました。
リモートワーク+チーム連携+PDCAとクリエイティブ。bizhikeは理想的な条件が揃っていた
–まずは依頼当初、どのような課題があったのか教えてください。
もっとも解決したかった課題は、マーケティングの拡大です。具体的には、Facebookの広告チャネルを通じた集客と、リード獲得や登録を強化したいと考えていました。
FacebookはSNSなので、リードを獲得するためのチャネルに育てるにはクリエイティブをしっかりと作り込む必要があります。そのうえで、効果の検証もおこなわなければいけない。そこで、広告に関するクリエィティブ制作・検証全般を総括的に請け負ってくれるチームを、外部で探すことにしました。
–完全内製ではなく、アウトソースにしようと思ったのはなぜでしょうか。
もともと当社は、業務については外部のプロフェッショナルなパートナーの方と協力しつつチームを運営しています。外注や委託というよりは、業務分野や領域ごとに適材適所で振り分け、コラボレーションでチームを作って回しているんです。そうすることで内部メンバーは、自分たちのサービスのコアとなる『Shirofune』のアルゴリズム開発にフォーカスできます。
そのため最初から完全な内製は考えておらず、できるだけ外部のチームと手を組んでやりたいというニーズがありました。
–協力できるチームを探すなかで、bizhikeに白羽の矢が立った理由はなんでしょうか?
実は以前から、bizhikeの名前自体は存じ上げていたんです。当社に協力してくださっている複数の企業から、bizhikeチームについての話題がたびたび上がっていたんですよ。
bizhikeは私たちと同じように、外部企業と連携して業務を回していて、かつリモートでの勤務体制と伺っていました。なので、遠隔でも外部チームとしっかり組んで仕事をしてもらえる可能性が高いのではと思ったんです。
また、依頼自体はクリエイティブがメインではありますが、PDCAを回しながら広告を運用することを考えると、制作スキルの高さだけではなく、別領域の既存チームとも円滑にコミュニケーションを取るスキルも求められます。
このような複合的な希望を考慮したとき、bizhikeチームと組むのが理想的ではと考え、依頼をさせていただきました。
自身の得意領域だけに頼らない、「なんでも前向きにやる」bizhikeのマインド
–bizhikeに依頼した実際の業務内容について、もう少し具体的にお聞かせいただいてもよろしいでしょうか。
依頼した当初は、先述のFacebook広告のクリエイティブが中心でした。そこから少しずつ領域を広げていき、現在は広告をリードのチャネルにするための施策を全体的に見ていただいています。
とにかくクリエイティブを作って、できたものから試し、検証結果を出す。bizhikeはこれらをスピーディに回してくれています。
そもそも前提として私たちは当初、何を検証すべきかもわかっていなかったんです。そのためbizhikeは、まずは検証のための整備から始めてくれました。さらに検証結果もレポーティングして、情報をきちんと蓄積してくれています。おかげで、自社でノウハウが蓄積できて非常に助かっています。
–Facebook広告以外ではいかがでしょうか?
広告と連動しているフォームであったり、フォームの項目や資料の見せ方だったりも組み込んだうえでの、検証業務をおこなってくれています。いわゆるEFO(Entry Form Optimization:エントリーフォーム最適化)ですね。
これによって広告のみならず、広告の周辺領域も含めて今までできなかった検証にチャレンジでき、Facebookに限らずマーケティング全般の強化ができました。間違いなくbizhikeにご支援をいただいた成果です。そもそもbizhikeの支援がない状態では、Facebook広告にチャレンジすらできなかったので。
ほかには、当社とコラボしている別企業のチーム間の連携も、bizhikeが担当してくれています。これまではバラバラで動いていたチーム同士をマージすることで、新しい挑戦をしようという試みです。これも、bizhikeが折衝をおこなってくれているからこそできる試みですね。
–bizhikeでは、企業様ごとに専任の担当者をアサインしています。Shirofune様を担当させていただいた、担当者の対応はいかがでしたか?
決まっていないことを自分で調べて、整理して進める。これは当たり前のようでいてその実、誰でもできることではないと思っているのですが、bizhikeの担当者はまさにこの能力を持っています。
加えて、対応業務に線引きをしないという部分も特筆できるのではないでしょうか。
誰しもに、これまでのキャリアで培ってきた専門領域というのがありますよね。それももちろん大切なのですが、その強みだけで必ずしも現状の課題や発生している問題をクリアできるわけではありません。
だったら最初から自分の専門領域内のみで勝負して、自分の対応できる範囲をきっちりと線引きする。そのほうが成果が出やすいから。世の中の多くが、こういった仕事の仕方をしています。
ところがbizhikeの担当者は、そういったこだわりなく、どの領域のどの業務に対しても前向きに取り組んでくれます。なんでも積極的にやる、支援先と一緒になって考える、課題に先回りして情報を収集する。そういったマインドの人材に出会えるのは非常に稀ですし、『伴走』の考え方がベースにある、bizhikeの文化そのものなのだろうなと感じています。
拡張性のある事業体に、さらなる可能性を。bizhikeのシームレスな課題解決力
–bizhikeを使ってみての、率直な感想をお聞かせください。
業務のセグメントを超えてなんでも支援してくれることにとにかく驚いています。
社外のチームや企業と一緒に仕事をするときに一番頭を悩ませるのが、業務の対応範囲や業務内容といったセグメントの定義です。セグメントがカチッと決まらないと協業先も動きづらかったり、行き詰まったりしてしまうケースが往々にしてあります。
ただ、実際に仕事をしていると、セグメントの線引きがきっちりできることなんてほぼない。簡単に線引きができるとしたら、それは言ってしまえば、自動化か機械化できる業務じゃないですか。
人間のクリエイティビティが発揮される仕事というのは、線引きの曖昧なものであることがほとんどなんです。もしくは、まだ線が引かれていないところに線を引くことこそが重要な仕事だと思うんです。
–人間の創造性が必要な仕事こそ、業務範囲も内容も曖昧である。非常に共感できますが、曖昧な業務はえてして委託先には敬遠されがちという難しさもありますね。
そうですね。bizhikeはそのことをよく理解していて、業務の線引きが曖昧であることを念頭に置いたうえで、こちらの意図や背景や目的などを考慮して動いてくれます。
我々のような「業務配置は適性を見極めつつも、課題はシームレスに解決していきたい」というスタンスの企業は、信頼できるチームとコラボができれば、非常に拡張性があります。
しかし逆を言えば、人を雇わないとできないことがある・内部に適切な人材がいないと進まないことがあるという部分が、制約条件にもなってしまう。
その制約を、bizhikeのような外部の人たちと組むことで取り払えれば、無限のチャレンジが可能になります。そのチャレンジの手伝いをbizhikeがしてくれているんだなと、お仕事をご一緒していてすごく感じます。
特に我々がやろうとしているような、「マーケティング領域×SaaS」や「SaaS×スタートアップ」といったような掛け算になると、なおさら常に新しいチャレンジをしていくことが求められます。そのためには、仮説や課題を組み立て、整備されていない曖昧なものに果敢に挑むことが非常に重要なんです。
そして、bizhikeにはその力があります。そういった点も踏まえて、bizhikeにお願いしてよかったなとあらためて思います。
–最後に、今後bizhikeにどのような支援を期待していますか?
現在は主にマーケティング領域をお願いしていますが、カスタマーサクセスやプロダクト開発といった、マーケティングの延長線上にあるあらゆる業務でご一緒できればと考えています。
実際にどこまでご一緒できるかはそのときどきの状況次第にはなるのですが、気持ちだけで言えば、まるっと一緒にやりたいです。線引きなくどこまででも、そして、長く一緒にやっていきたいです。
ー 私たちと一緒に課題解決に取り組みませんか? ー
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