【3分で海外プロダクト紹介 #10】 Linksup
毎日19時に、3分で読める海外プロダクトの紹介記事を投稿するシリーズです。
昨日は、次世代型のe-Learning版のspotify「Omnicourse」を紹介しました。
今日のプロダクトはLinksup。2021年10月01日時点で、Product HuntにてUPVOTEを800ほど獲得しており、2021年9月28日のランキングで1位を獲得しています。
一言で言うと、SNSファーストなストアを構築・運営できるサービスです。
個人で何かしらのサービスを提供しているクリエイター・インフルエンサー・フリーランスにぴったりのサービスと言えるでしょう。
解きたい課題
クリエイターにとって、SNSごとに収益化の手段は用意されているが、それぞれで商売をすると管理が大変になります。
ユーザにとって、好きなクリエイターがSNSごとに別々のショップを開いていると、見逃しや混乱の原因になります。
課題に対する価値提案
あらゆるSNSとシームレスに繋がるショップを構築することができます。
また、請求のような面倒な仕事を、システムがサポートしてくれます。
ソリューション
▼ デジタルコンテンツを簡単に販売できます。
ビデオ通話
1対1の通話やグループセッションがZoomを利用して簡単に開催できます。
オンラインイベント
ライブストリーム、ウェビナー、対面イベントを顧客に予約してもらうことができます。スケジュール状況、提供内容、価格、グループサイズなどを表示することができます。
デジタルコンテンツ
テキスト、音声、動画などのデジタルコンテンツを購入者がダウンロードできる仕組みを提供します。
▼ 綺麗なストアデザインを作成し、SNSと連携させることができます。
数回のクリック操作だけで、洗練されたストアデザインを作成し、ソーシャルメディアのプロフィール欄に埋め込むことができます。
▼ ビジネスを構築する
支払い、スケジュール設定、請求などを自動化し、クリエイターがファンとコンテンツに完全に集中できる環境を提供します。
▼ 様々なツールと連携できます。
例えば、Zoomと連携してオンラインコースを提供したり、カレンダーと連携してスケジュール管理を行うことができます。
価格プラン
利用できる機能に基づいて3つのプランが用意されています。
筆者のつぶやき
今後、さらに個人で発信したりビジネスしたりする人が増えていくことが予想される中で、Linksupのようなツールは益々ニーズが増してきそうです。
日本だと、BASEやSTORES、Shopifyを利用してマイストアを作られる方が多いかと思います。
そのようなプロダクトとの違いとして、SNSとの連携が非常に緊密であることが挙げられます。
最近、よく聞くようになった「P2C(Person to Consumer)」(個人が直接消費者に販売するビジネスモデル)を扱う個人にとっては、SNSとの連携は集客の観点で生命線となるため、Linksupのようなサービスがこれからさらに求められるようになるかもしれません。
P2Cが金脈として語られることが多い中で、P2C事業者をサポートするようなシステムは今後も増えていくことが予想されるため、注目の分野かと思います。
明日は、このシリーズの競合となる(笑)「Unicorner」というニュースレターをご紹介します。お見逃しないよう、是非フォローをお願いいたします!