【3分で海外プロダクト紹介 #17】 Reform
(今日は仕事で投稿が遅くなってしまいました、すみません、、、)
毎日19時に、3分で読める海外プロダクトの紹介記事を投稿するシリーズです。
昨日は、デザインを民主化する「Canva」を紹介しました。
今日のプロダクト名はReform。2021年10月17日時点で、Product HuntにてUPVOTEを1350ほど獲得しており、2021年10月4日のランキングで1位を獲得しています。
一言で言うと、既存のフォームの不満点を解決した実用性の高いフォームビルダーです。
Reformは創業者の既存のフォームビルダーに対する不満から出来上がった製品です。
既存のフォームに不満がある方の代替案となる可能性を秘めたプロダクトとなります。
解きたい課題
既存のフォームビルダーの多くは10年以上前に作られたものもあり、古臭いデザインのものが多い。一方で最近作られたフォームビルダーは、デザイン性にこだわりすぎて、過度な制約があったり利用企業のブランドと調和しないことがある。
フォームを作り上げることは大抵の人に取って難しい作業である。
課題に対する価値提案
グリーンなデザインのフォームで利用企業のブランドが目立つ。
フォームの動作速度やアクセシビリティにもこだわり、使いやすさを最優先。
フォームのテンプレートを用意し、数クリックで作成完了できる。
ソリューション
前節で説明できなかった機能に絞って説明します。
- 複数ページのフォームを作ることができます。
- 回答に応じて回答フローを条件分岐させることができます。
- フォームをウェブサイトに埋め込むことができます。
- WebhookやZapierと統合し、回答を受けた後のフローを自動化できます。
- スプレッドシートや電子メールに回答を連携することができます。
価格プラン
1000回答ごとに以下の値段のようです。
筆者のつぶやき
フォームビルダーは世の中に数多ありますが、確かにどのフォームビルダーも埋められていないニーズを埋めたプロダクトだと感じました。
おそらく、創業者自身のペインからプロダクトを作り上げているため、解像度高くニーズを把握し、このようなプロダクトが作れたのだと思います。
フォームビルダーに限らずですが、昔からソフトウェアが存在している分野において、現代の技術を用いてデザイン・機能・アクセシビリティなどをアップデートするビジネスは、筋が良いかもしれませんね。
既にニーズがある事は証明されている市場になるため、既存のプロダクトに無意識的に諦めている事を見つけられれば、一気に既存のプロダクトをひっくり返せるかもしれません。
スタートアップというと今までソフトウェアが入っていなかった分野にソフトウェアを導入して生産性を爆上げする方が注目されがちですが、既存の市場に入っていく方にも注目していきたいと思います。
明日は、Flutterを使ったアプリ開発をGUIで簡単にする「FlutterFlow」をご紹介します。お見逃しないよう、是非フォローをお願いいたします!