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工務店・リフォーム会社が不動産部門を持つメリット

★工務店・リフォーム会社が不動産部門を持つと業態進化が生まれます。

工務店やリフォーム会社が不動産部門を持つことは、収益拡大と顧客満足度向上のための有効な戦略です。大きな投資を伴わず、業態進化させることができます。

1.顧客メリット~ワンストップサービスの提供
不動産部門を持つことで、中古住宅をリノベーションして新たに住もうと考えているお客様に対して、家の購入からリフォームまで一貫したサービスを提供することができます。これにより、お客様は複数の業者とやり取りする手間が省け、一つの窓口で全てのニーズを満たすことができるので、時間を省くことが出来ますし、工務店・リフォーム会社に取っては相見積もりになる可能性が大きく下がります。

2. 経営の安定~市場の変動に強いビジネスモデル
不動産市場は景気の影響をもろに受けますが、工務店やリフォーム業はそこまで影響を受けません。両者を組み合わせることで、リスク分散が図れ、市場の変動に強いビジネスモデルを構築することができます。例えば、不動産市場が低迷している時期でも、リフォーム需要は一定程度存在するため、安定した収益を確保することができます。

3. 顧客の獲得~専門知識とネットワークの活用
不動産部門を持つことで、企業は不動産に関する専門知識とネットワークを得ることができます。不動産取引に関する知識は自ずと投資商品としての不動産の知識を得ることになり、投資家とのパイプも持つことができるようになります。リピート案件の受注も期待を持つことができます。

4.収益源の多様化
不動産部門を設置することで、企業は新たな収益源を確保することができます。物件の仲介手数料や管理費、リフォーム費用など、多岐にわたる収益を得ることができ、ビジネスの安定性と成長を促進します。これにより、企業の財務基盤が強化され、将来的な投資や拡大に向けた資金を確保することが可能になります。

結論
工務店やリフォーム会社が不動産部門を持つことは、多くのメリットをもたらします。ワンストップサービスの提供、顧客基盤の拡大、市場の変動に強いビジネスモデルの構築、専門知識とネットワークの活用、そして収益源の多様化が挙げられます。これらのメリットを活かし、企業はより高い顧客満足度とビジネスの成長を実現することができるでしょう。

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