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工務店・リフォーム会社がサブリースができるようになると得られるメリットについて②

★工務店・リフォーム会社サブリース事業の活かし方

前回サブリース(サブリース業)について説明しました。

工務店・リフォーム会社がサブリースができるようになると得られるメリットについて①

サブリースとは、物件のオーナーから一括して賃貸物件を借り上げ、その物件を第三者に再賃貸するビジネスモデルです。特に有名なのは大東建託の賃貸経営受託システムです。このため、サブリースと言えば賃貸アパートビジネスを思い浮かべる方が多いです。

サブリースは有料老人ホームや高齢者向け住宅にも利用されています。例えば、工務店が老人ホームを建設・リノベーションし、介護事業者がリース契約を結んで家賃をオーナーに支払うサブリースです。こうして、さまざまな業種で展開が可能です。

オーナーにとってのメリットは、サブリース会社から毎月一定の賃料が支払われることです。これにより、空室や滞納による収入の不安がなく、安定した家賃収入が得られます。また、実務をサブリース会社に任せられるため、入居者とオーナーの間で直接の責任問題が発生しません。サブリースは賃貸経営の経験が少ないオーナーや、他に仕事や事業を抱えているオーナーに特に向いています。

宅地建物取引士(宅建)を持った工務店のメリットは以下の通りです:

1.自らサブリース事業を行うことができます。

2.賃貸住宅を建築する土地やサブリースの対象とする建物を購入する場合の売買の媒介ができます。

3.サブリース業者から転貸借の契約管理を受託することができます。

これにより、工務店は建物を建てるだけでなく、営業機会が増え、キャッシュポイントも増えるため、多くのメリットがあります。

宅建を持った工務店やリフォーム会社がサブリース事業を行うことは、業態進化の一例です。


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