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M&Aを経ての気づき
こんにちは。岩倉です。
あまり周囲の方には話していないのですが、これまでに10コの事業にチャレンジしてきました。
自分に変化がないのが嫌で、常に何か新しいことに取り組めないかと模索しているうちに、気づけば10事業。
今回は10事業に取り組むなかで得た、特にM&Aを通して得た気づきについてシェアさせていただきます。
新規事業への参入手段としてのM&A
今まで取り組んだ10事業は、自分でイチから立ち上げたものもあれば、仕組みを購入する(FCなど)ものもありますが、実はこっそりM&Aにもチャレンジしています。
もちろん、その全てがうまくいっているわけではありません。
現時点で残っているものは5事業なので、残りの半分はクローズしています。
また、残っている事業も、全てが投資回収できているわけではありません。
それでもなお、チャレンジしたい。
今は、買ってでも経験を積みたい。
リスクをとるなかでしか、得られないものを得たい。
この経験を増やそうと思うと、多くの事業に取り組み、全ての事業に情熱を注ぎまくるしかありません。
しかし、事業の立上げには一定のリソースが必要で、全てゼロから立ち上げようと思うと時間がかかります。
そこで、事業に参入する上での時間をショートカットできないか。
できます。
その手段が、M&Aです。
M&Aをする上でのリスク
これだけ聞くと、M&Aが魅力的に思えるのですが、もちろんリスクもあります。
財務的なリスクや、法律面でのリスクなどさまざまありますが、一番大きく感じるのは人的リスクです。
事業主が交代することで従業員が辞める、顧客が離れる、取引先との取引が停止になる。従業員のモチベーションが下がる。
こうなると、買収前に見込んでいた売上が立ちません。描いていた戦略が実行できません。
それだけならまだマシで、そもそも案件自体が詐欺(もしくは詐欺に近いもの)の可能性だってあります。
これらを見極めるには経験が必要ですし、完璧に看破する方法はないです。
普段から人とどれだけ本気で向き合ってきたか。
その経験値が問われます。
僕はこの人間関係の部分が大事だということを10年以上学ばせていただいてきました。
10年前よりかは、ここを見誤るリスクは低減できると思いますし、リカバリーできるだけの財務面での力もつけてこれたと思います。
まだまだ成長過程ですが、これらを身につけた上でのM&Aは本当に面白い。
2024年は売上を7倍に引き上げるのが目標なので、今まで以上にチャレンジする1年にします!
それでは。