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【日本の価値を売る〜「外国人インターンシップ事業」でわたしが目指すもの】
おはようございます!
あきた創生マネジメント代表の阿波野聖一です。
外国人材の育成に取り組むわたしは、今年「外国人インターンシップ事業」に注力しています。
その一環で毎月のように東南アジアを訪問して、提携大学との関係構築に勤めています。
今回は、最近訪問したベトナム(ホーチミン)とカンボジア(プノンペン)での体験を通して、わたしが感じたことを書いてみたいと思います。
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⚫️グローバル化の勢いが止まらないホーチミン
大学やビジネスの視察でベトナムは何度も訪問しています。
今回はベトナムの最大都市である南部のホーチミンを訪問しました。
ホーチミンは日本企業が多く進出しており、ベトナムの中でもグローバル化が進む経済都市です。そういった意味でも非常に「豊さ」を感じました。
一方でフランス植民地時代のコロニアル建築が数多く残る街並みは、古いヨーロッパの雰囲気も味わえる観光地でもあります。
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今回は外国人インターンシップ事業の関連で医療関係の大学を訪問し、人材協定を結びました。
お会いした学長は若い方で、アメリカでの留学経験があるとのこと。
西欧的な思考とともにグローバル化に対する柔軟な姿勢が印象的でした。
そして、他国と同様に自国の高齢化による介護事業にはとても前向きでした。
⚫️高い経済成長率に裏付けされる発展著しいプノンペン
ベトナムのお隣カンボジアは、他の東南アジア諸国と同様に経済発展の著しい国です。
首都のプノンペンでは、至る所で建築ラッシュが見受けられ、その活気と発展ぶりを目の当たりにしました。
通貨は米ドルが使用できるのですが、円安の影響もあり、想像したよりも物価は高いと感じました。ただしローカルの人の生活水準での物価は、やはり日本よりは安いです。
そんな経済発展で勢いのあるカンボジアですが、日本への関心は低くなっているようです。
例えば、他国では若者が漫画やアニメの影響で日本に興味をもち、日本語を学ぶ人が増加しているそうですが、カンボジアの日本語学校では、日本語を学ぶカンボジア人が減少。
これは、あくまで日本離れをしているカンボジアの一例です。
でも、これって外国人労働者が日本を選ばなくなっている現状とダブりませんか?
⚫️外国人に向けて日本の「価値」を売る
労働条件の悪さや人権問題など、さまざまな問題点が深刻化して、技能実習制度が廃止になり、今後、新しく育成労働制度が導入される予定になっています。
しかし、これで本当に問題が解決するのでしょうか?
わたしは以前から、外国人材=安い労働者という偏見に対して常に違和間を感じていました。
ですので、弊社で働くグローバルメンバー(外国人)に対しては、日本人スタッフと協働のもと、「人材育成」を目指して、さまざまな取り組みをやってきました。
その延長線上に「外国人インターンシップ事業」があります。
(弊社が「外国人インターンシップ事業」を始めた理由はこちらの記事で。)
弊社の「外国人インターンシップ事業」は、優秀な大学生にインターン生として1年間就業体験をしてもらい、まずは日本の文化や習慣に触れてもらう。それによって、本格的に働く段階での企業や仕事でのミスマッチを減らして、長く即戦力として活躍しうもらう環境作りをするというものです。
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