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「介護を通じて心を創る」—未来を変える私たちの挑戦

おはようございます。株式会社あきた創生マネジメントの阿波野です。2月もあっという間の最終日。その最終日をインドネシアで迎えて、改めて私たちの挑戦、歩みを整理したいと思います。最後までよろしくお願い致します。

-介護を変え、未来を創る-

なぜ、今「介護のリデザイン」が必要なのか?

介護業界は今、慢性的な人手不足、財源の限界、高齢化の加速という未曾有の課題に直面しています。
これらに正面から向き合わなければ、介護の未来は崩壊する。

私たち、株式会社あきた創生マネジメントは、「介護を通じて心を創る」ことをミッションに掲げ、持続可能な介護のあり方を再設計(リデザイン)することに挑戦しています。

日本一高齢化が進む秋田県を舞台に、新しい介護モデルの実験場として、これまでの常識を覆す取り組みを行っています。

「心を創る」とは何か?

私たちが掲げる「心を創る」とは、単に介護サービスを提供することではありません。
「人が人として生きる力を引き出し、関わるすべての人が豊かになること」を指します。

利用者の心を創る
• 介護とは「できないことを補う」だけではなく、「できることを引き出す」こと。
• 介護を受ける人が、自分らしく生きる喜びを感じること。
• 「ありがとう」と言う側だけでなく、「ありがとう」と言われる側になる経験を提供すること。

介護をする人の心を創る
• 介護者が単なる「作業者」にならず、仕事を通じて成長し、誇りを持てる環境をつくる。
• 「誰かの役に立つ喜び」を実感しながら働ける職場を整える。

地域の心を創る
• 介護施設が「閉じた空間」ではなく、地域に開かれた「つながりの場」となること。
• 介護を通じて、多世代が関わり合い、支え合うコミュニティを形成すること。

介護は、単なる「サービス」ではなく、「人が人としての尊厳を持ち続けるための場」であるべきです。
だからこそ、私たちは介護を通じて「心を創る」ことを目指しています。

介護はこうあるべき」という固定概念を捨てる

介護業界では、「義務やルールの定義を正しく知らないまま、従い最優先に」という意識が根強い。
しかし、それが本当に利用者にとって最善なのか?

現場では、「マニュアル通りにやること」が目的化し、「利用者の本当のニーズに応えること」が二の次になっている。
私たちの目指す介護は、その場の状況に応じて最善の行動を考え、実行する柔軟性を持ったものです。

その作業は本当に必要か?
もっと効率的に、もっと利用者に寄り添える方法はないか?
こうした問いを常に持ち続けることが、介護の質を根本から変える鍵になります。

M&A戦略と新たなビジネスモデルの構築

当社は、ゼロから施設を立ち上げるのではなく、既存の事業をM&Aで引き継ぎ、改善・成長させる戦略を取っています。
これは、単に規模を拡大するためではありません。

地域に根付いた介護施設を守る
経営が厳しい施設を再生し、より良い形で存続させる
この視点が、今の介護業界には決定的に欠けている。

多くの介護施設は、「経営難に陥ったら閉鎖」という単純な選択肢しか持っていません。
しかし、そこには地域の高齢者が築いた生活があり、家族の負担を支える重要な機能がある。

だからこそ、M&Aによって事業を承継し、時代に合った形へと進化させることが重要なのです。事実、当社はこの手法で、秋田県内に4つの介護事業所、海外人材事業を運営するまでに成長しました。

介護業界の「人手不足」という言い訳をなくす

介護業界では、「人が足りないから仕方ない」という言葉が飛び交います。
しかし、私はこの言葉が嫌いです。 

本当に人手不足なのか?
「やり方を変えれば、もっと少ない人数で質の高い介護ができるのではないか?」

私たちは、以下の3つの改革に取り組んでいます。

1. 外国人材の戦略的活用

2019年からインドネシア・ベトナムなどの外国人介護スタッフを受け入れ、多文化共生の職場づくりを進めています。
しかし、ただ雇うだけでは機能しない。

「彼らが日本で長く活躍できる仕組みを作る」
これが本当の課題です。


2. 介護現場のデジタル化

ITを活用して、「人でなくてもできる仕事は、人以外に任せる」を徹底しています。


3. 働き方の多様化

介護業界は「長時間労働・低賃金・休みが少ない」という悪しき常識が染みついています。
これでは、人は集まりません。

介護の未来を創るために、業界全体が変わるべき


介護が「人手不足」であるなら、
どうすれば人手に頼らない仕組みを作れるか?」を考えるべき。

介護が「低賃金」なのであれば、
どうすれば利益率を高め、給与を上げられるか?」を考えるべき。

変わらないことを嘆くのではなく、「どうすれば変えられるか?」を考えるのが経営者の仕事です。
私は、この業界の固定観念を打破し、新たな未来を創るために行動し続けます。

まとめ

介護の未来は、待っていても良くなりません。
私たち自身が変わり、業界を変えていかなければならない。

秋田という地方から、新しい介護モデルを創り出し、日本全国、さらには世界へ展開する。
それが、私たちの目指す道です。

介護を通じて心を創る」—— 利用者、介護者、そして地域の未来をより豊かにするために。
これからも挑戦を続けます。
ぜひ、この想いに共感して頂ける仲間を待っております!
私たちと共に夢を実現させませしょう‼︎

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