人間性では無く人間力にこだわる理由
前の記事の続きになるのですが、人間性と人間力ってあると思うんですよ。
この言葉を調べるとWikipediaなどではこんな感じです。
人間性
「人間性」とは、その人の人間的な性質、つまり思いやりの心・気遣いの心、愛情など人間の内面のことを指します。 他の動物やモノと違い、人間として生まれつき備えている性質が人間性です。 人間性のある人とは、一般的に他者への気遣いが出来たり、思いやりの心がある人。
だったり、人の住むところ。世の中[2]。世間。人が生きている人と人の関係の世界。またそうした人間社会の中で脆くはかないさまを概念的に表すことば。
人間力
社会を構成し運営するとともに、自律した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力。
確かに。なんて思います。
これはあくまで個人的な意見だったりイメージですが、人間性って優しさ的な部分だと思います。思いやりだったり包容力のある人間ってイメージ。
対して人間力は力なので強さです。自分をしっかり持つ事。自分がブレない様にする事。そんな感覚で自分は使い分けていて、Wikipediaなどでは人間力って自律って印象が強い。仕事だったり金銭面だったり、自分で生きていける強さみたいな感じなんですけどそこには自分をしっかり持たなきゃだよね?って事で自分は人間力って言葉を自分を持ちブレない自分を手に入れる事。なんて表現をさせてもらってます。
以前の記事でも書いた様に、人間性はもちろん必要です。でも先に人間力をつけた方が良いよね!って思います。
それはですね。結局人に優しくする為には自分をコントロールしなきゃならない。強い人の方が圧倒的に優しく出来るし包容力も出るからです。
人間性は強い人から出てくるんだと自分は思うからです。
自分が出来ない事を他人に伝えて優しくなんて出来ませんし自分がブレブレのまま教育なんて絶対に出来ないんだと思います。
自分をしっかり持っていてブレない人は本当に強い。私はここ数年沢山の凄い方と会いましたが結局凄い人の共通点は自分を持っているのか?自分をブラさずにしっかりとした基準で全てを判断出来るのか?
って事でした。
そう言った意味ではこれからもっと高いレベルの人を教育したり大きな組織にする時に人間性よりも人間力を先に付ける。本当に難しいかも知れないのですがやってみる価値はかなりあるんじゃないかと思います。
会社での教育は技術を教える時代では無いのかも知れないですね。
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