美容ナースのnote | シミ治療器の歴史をまとめてみた
こんにちは
今回はシミ治療器にも様々な種類があるため、
その歴史について簡単にまとめてみますね。
シミ治療の初期は主にルビーレーザーが使われていました。
その後、照射時間が10億分の1秒である“ナノ秒単位”の 694nmのQスイッチルビーレーザー、755nmのQスイッチアレキサンドライトレーザーが主流となっていきます。
シミといっても様々な“シミ”がありますが、ざっくりと、治療機器の観点から点と面のシミ治療の歴史をみていきましょう。
では!
1999年
IPL“ Intense Pulsed Light”フォトフェイシャル
米国 ルミナス社
波長560、590、640~1200nm
白人向けに開発された
2002年
オーロラ “現e-Light SR”
イスラエル シネロン・メディカル社
波長580~980nm
フォトに高周波がプラスされてより幅広い肌の悩みに対応
2004年
オーロラプロ “現e-Light SRA”
スーパーオーロラ、オーロラSRA、オーロラアドバンスともいわれる
イスラエル シネロン・メディカル社
波長470~980nm
SRで反応しにくいより薄いシミにも対応
2004年
アキュチップ “Acutip 500”
カリフォルニア キュテラ “CUTERA”社
波長500~635nm
直径6.35mmのフラッシュランプでピンポイントで照射可能
従来のIPLで反応しにくかった色素の薄いシミ、色素沈着、ソバカス、赤みに反応が良い
2006年
ライムライト “Lime Light”
カリフォルニア キュテラ “CUTERA”社
波長520~1100nm
日本人向けに開発された
IPLを改良し日本人の黄みがかった肌によく合う治療器
2008年
スペクトラ “Spectra VRM(Max)”ルートロニック社
メドライト “Medlite C6 ”HOYAコンパイオ社
1064nm Nd:ヤグレーザー
低いフルエンスでの照射を比較的短期間に繰り返すことで、肝斑治療が可能となった。
2013年〜
ピコレーザーの登場。従来のナノレーザーが更に進化し、照射時間が1兆分の1秒と極めて短い時間で照射できる。
・ピコシュア “PICOSURE”
サイノシュア社 “CYNOSURE”社
波長755nmのピコ秒アレキサンドライトレーザー
・エンライトン “ENLIGHTEN”
キュテラ社 “CUTERA社”
1064/532nm
2018年
エンライトンSR “enLIGHTen SR ”
キュテラ社
SR とは“Skin Revitalization(肌再生)” の略。
ピコ秒発振レーザーで、デリケートな肌質の日本人の肌に合った治療が期待できる。
現在
そして、現在もシミ治療器はまだまだ進化しています。
よりお一人おひとりに合った、
最適の機器が選べるようになってきています。
では、まだ詳しくupしていなかった機器について
また次回サーチしてお伝えさせていただく予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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