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失敗を恐れない

こんにちは

と、こんなタイトルを付けてはみたが…
今日ほど「失敗を痛感」したことは無いであろう私です。

数回の試作を経て、いよいよ商品だ!
と、このような場面に限って、経験したことのない失敗作が釜から登場! 

当然のことながら…驚愕😱🫢 
卒倒しそうだった。

・・・・・・・

そう躾かったこともあり、他人の失敗を責めるようなことをした覚えはない。
このような性分につき、自分の失敗を特に恥に感じることもない。

あぁ〜あ、失敗しちゃった!
しょうがないなぁ…また次から頑張ろう。
と、まぁ… 他人から見たら、結構、図太く映るだろう。

・・・・・・・

普通に「誰だって失敗をする」と思っている。

こんな私だが「7月2日から再開」を予告していたことが最大の失敗だと思った。
恥ずかしかった。

ありのままをSNSに投稿した。

6品予定のうち2品で営業する。
これを恥ずかしく思っている。

しかも、そのうちの1品は思いつきの急拵えきゅうごしらえといった具合。

ならば「明日から再開」に切り替えても良かったではないか?
今さら…気づいたところで もう遅い。

・・・・・・・

普通に「6品」は決して多くはない。
貧相だ。

「厳選した」と言えば格好が付くだろうか?
いゃ、やはり商品の貧弱な店には違いない。

「多品種大量に揃えてこそ店」と、
高度経済成長期のようなことを言われる時もしばしばだけど…。

これに関して考えることは、また他の機会に書くとして、
今日は、朝から驚いたと同時に「人はどんな時でも失敗する」ことを痛感した。
況してや私のことだもの。
失敗さんはご近所さん、いゃお隣さんのようなもの。

・・・・・・・ 

その失敗をしないようにスポーツマンは常日頃からトレーニングをし
イメージ或いはメンタルトレーニングを重ねて試合に臨む。

ならば、私のような菓子屋は
…しかも自家製酵母を使って菓子を焼くような場合…
失敗を未然に防ぐことなど、果たして出来るのだろうか?

・・・・・・・

まずは活発な自家製酵母をおこし、時には既成のパン酵母の助けを借りつつ、
やはり失敗を恐れず、先ず営業を第一優先することこそ「店の人」のやるべきことだと思いたい。

「店の人」だって失敗はするんだよ。
決して開き直りではないんだよ。

失敗したものを、恰もあたかも商品のように誤魔化して売ることの方が恥ずかしい。
これが一番恥ずかしい行為だ。

品数が少ないことを、どうか責めないで欲しい。

明日からも失敗を恐れずに仕事をします。
よろしくお願いいたします。

・・・・・・・

ちなみにトップの写真は「自家製酵母仕立て、胡桃入り全粒粉スコーン」
ヨーグルト酵母をベースに、若干、パン酵母の力を借りています。
食感は理想の〝ザックリとした男前〟に仕上がりました。
今後は、大きさと価格のバランスなど、もっと向上させたい一品です。


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