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できること。

こんにちは。

最近、パイ生地を作ることが多いbakerです。
何故なら、諸々、機材の調子が悪いから。

ならば自分が機材になろう!

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パイ生地は冷凍食品売り場でも手に入るものです。
しかし、「/0」(スラッシュゼロ)を目指す当店は、
冷凍生地は使わずに、bakerが reverse sheeter (パイ生地を折る機械)に
にわかに変身します。

へ〜んしん❗️

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最近、このパイシートを折りながら思います。

この地味なもの。
世の中のgoods(品々)しなじなに例えたら「風呂敷」のような。  
最大に賞賛の言葉に置き換えたら「縁の下の力持ち」のような。
演劇に例えたらバイプレーヤー、名脇役のような。

このパイ生地がメインに、主役を張って人々を歓喜に沸かせる時は来るのだろうか?

クロッカンを焼きながら思う。
頑張れ!croquant!
クロッカン!君の時代は すぐそこだ〜!
なんて!

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子供の頃は冷凍パイ生地なんて便利なものが無かった。
だからパイ生地は自分で作るもの。
しかし、それが大の苦手でした。
実は今でも苦手です。
ずっと、私には(上手に)「できない」と、諦めていました。

でも最近になって、ちょっと成長したような。

「できない」と思い込んでいた自分から、ちょっと脱皮したような。
かなり長い年月が掛かったけど。

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まず、自分が(ちゃんと)「できること」。
そして、それから「パイ生地にできること」を探そう。

手探りで良いじゃないか!

もともとこの生地自体が〝手折り〟なのだから。

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今日のフォトは、当店のクロッカンの画を使用しました。
ずいぶん以前に撮ったもの。
今は、もう少しふっくらと綺麗に焼き上がっているかと思います。

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