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西洋芝のオーバーシードふたたび(重ね播き)
9月下旬(9/22)に高麗芝を低刈りして西洋芝の種を播きましたが、一度の種播ではどうもムラができるので、いつも2度に分けて種を播くことにしています。今回はその今年2回めの種播きのお話です。(作業は10/11)
まずは刈る
種を播く前に刈るのは前回と同じです。ただ、今回は生えたての西洋芝の新芽があるので、3cm高とします。まだまだ高麗芝も伸びてきてはいるのですが、そこは季節が解決してくれるものなのであまり気にせずに。
これが刈る前の状態。けっこうムラが出来てしまっているのが分かります。どことどこが薄かったかは図に書いてメモっておき、種を播く時の参考にします。
次に播く
低く刈り終わったら庭に落ちている枯れ葉を拾って、サッチ(芝の刈りカス)も軽く集めて、前回にムラになってしまって薄くなった部分を重点的に芝の種を播きます。2回目の種播なので私は勝手に「重ね播き」と言ってますが、芝の達人の皆さんはあまりこんな風にしないんでしょうか。
使ったのは前回に続いてこの種です。芽は出やすいほうかも。
▼西洋芝の種:J.オーバーシードDX 1リットル(園芸ネット)
うちの庭は約18平米(2x9m)ですので、前回は1kgを播ききり、今回はその8割がた(つまり800g)を使ってムラをなくすように努めました。とはいえ、相変わらず手で3回ぐらいに分けて播きます。世の中には便利な道具もあるみたいなので、来年はこれを使ってみようかな。何より安いし。
こういった器具を使うとムラなく播けて一度の作業で済むのかもしれませんし、種の量を増やすと自然と伸びる芽の数は揃うのかもしれません。その辺はまだまだ研究が必要かと。(求むアドバイス!)
そして被せて、施肥と散水
でもって、芝用の目土(15kg)で覆う。種を播いたところは入念に。そして熊手を逆さにして砂を刷り込むようにして均します。あんまりやりすぎると芝を痛めるので(なにせ芽が出て半月ほどなので)神経質になりすぎない程度に。目土の均しが終わったらこんな感じに(少し日が暮れてます)。
仕上げに芝生の肥料を播き、最後に水を盛大に撒いて本日の作業は終了。
西洋芝のピークは晩秋と春先の2回ほどあるのですが、ことに秋は紅葉との対比が美しく、何としても11月には間に合わせたいということで今年は早めに種を播きました。娘の友だちが11月初旬に泊まりに来るのでその時に楽しんでもらえたら芝好きにとっては嬉しいことこの上ないです。