【第2回】ライブパフォーマンスの裏側を解説します
前回に続き、メタルコアステージングのポイントを解説していきます。
今回の動画はこちら▼
2021年1月の映像です。
最初のポイントは0:35~ジャンプ。
もちろんジャンプと言っても、星の数ほどバリエーションがあります。ここではザックリ2パターンに分けましょう。
①上半身ごと上げるジャンプ
➁下半身(足だけ)上げるジャンプ
ここで自分がやっているのは、➁のパターンです。頭を低くする、とも言える。理由は単純、ステージの天井が近いから。かれこれ2~3回頭ぶつけて、さすがに学びました。
「実際どれくらい飛んだか」よりも、「飛んでいるように見えたか」の方にウエイトを。高く飛ぶことだけを重視すると、また頭ぶつけます(あれ痛いんよ)。
どれだけ高く飛ぼうが、見ている側に伝わっていなければ、「ステージング」的観点からはあまり意味がない。
もちろん自分はジャンプの専門家ではありませんし、他のジャンルのそれについては別です。あくまでも自分の考え方です。
続いて1:08、蹴りからの回転。からの1:13、右手スイング。
ここは前回解説した「曲展開に対して行う動き」の典型例ですね。ちなみに天井にぶつけたくなさすぎて、右手スイングの高さもめちゃ低いですw。
1:21、白玉に合わせて左手使い。開放弦フレーズなら、右手でピッキングしながら左手を自由に使えます。
そして1:50、両手使い。場合によっては回転したりなんだりするよりも、シンプルに両手を一発広げた方がインパクト出ます。
とはいえここは他のメンバーとの兼ね合いも踏まえて。ギターのダイスケとコウスケがたぎり系で動くと思ったので、自分は「手」をチョイスした感じ。
個人プレイヤーとしてのバリエーションも大事ですが、バンドトータルで見たときのバリエーションも、同じくらい大事。
つまり3人全員が回転するより、1人は別のアクションにした方が、トータルの技数が多い。
うちは全員が回転する場面も多いから、たまにフィーリングであえて違う動きをする。そうすると、全体の絵面に変化が出る。
2:14、新技やってた。謎の足2連続。こんなんやってたっけ……w。たぶん降ろさずに2回やってるっぽい。歌でいう「フェイク」感あって良いね。次のライブでまたやってみよう。
2:45、ポジション移動のチェック。コウスケが上手に戻ってくるか見てます。戻ってこなそうだったので(向こうも同じこと思ってそうw)、このまま上手でプレイ。
3:07、足。この日は足多め。たぶん天井(でた)の圧を受けてます。
3:20、左手+白玉。さっきも登場した手法。
……そろそろ文字数が良い感じになってきたので、今回はここまで。
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それではまた次の更新で🤙