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VSコックローチ団

結論から申し上げますと

数ヶ月前から続けていた、ストレス解消、全身筋トレを目的とした健康習慣である

川沿いをダッシュすること

を辞めてしまいました。


なぜかと申しますと

ゴキブリことコックローチが
大量発生
したからなのです。


いつものように

夜の川沿いで
人が通り過ぎるのをまっていました。


通り過ぎるのを待つのは配慮からです。


いきなり
ダッシュで

人が迫ってきたら恐怖です。


なにせ人気の少ない

夜の川沿いですから。


いなくなるまで待ちます。


誰もいなくなったタイミングで
私はダッシュをするのです。



そんな私に迫る黒い影。


視力の良い(最近、近くがぼやけ始めていますが…)ことを幸いにして

離れたところから

こちらに向かってくるのがわかります。


向かってくるのはわかるのですが

奴らの動きは変幻自在。


しかも

“ら”
というからには

一匹ではないということです。


私はフライング・コックローチ(飛んでくるゴキブリ)の攻撃にさらされたのです。


マイク・タイソンに
なったつもりで
頭を振りかわします。



そんな私に向かって

両端の茂みから現れ
迫りくる

黒い物体。


サブマリン・コックローチ(地を這うゴキブリ)の挟み撃ちです。


モハメド・アリに
なりきり

蝶のように舞い

華麗なフットワークでかわします。



そこへ
闇夜に紛れ

真上から一直線に向かってくる
黒い物体。


ダイブボンバー・コックローチ(急降下してくるゴキブリ)です。


コックローチ団の

連続攻撃にさらされ

とうとう
背中に食らってしまいました。


背中を蠢く黒い物体。



実際のところは

マイク・タイソンとは程遠く
手をバタつかせていました。


蝶のような
優雅さのかけらも無い

もたつき&焦りまくりの
ステップを踏みました。


あげく
背中に直撃を受け

誰もいない川沿いで

一人Tシャツをパタパタさせて
パニクる
アラフォー男となったのでした。



誰にも
さらすことのできなかった醜態を

ご覧下さいまして
ありがとうございます。



マイ・ホーム・リバーは

コックローチ団に
占拠されてしまったのです。


もう退散するしかありません。


違いますね。


コックローチ団のお住まいに
私がおじゃましていたのですから。


今後は
ご遠慮させていただくしかありません…



ということで
私の心はあっさり折れ

ダッシュ習慣は

家でできる
スクワット習慣へと
変わったのでした。


それにしても今年はゴキブリが多い。通勤で川沿いを自転車で漕いでいると、毎日のようにみかける。暑さと関係あるのだろうか。



そういえば
以前にも

繁華街を歩いていると
正面から黒い物体が飛んできて

急カーブを描き
私の背後に回り込んだかとおもうと

ピトッと背中に張り付いたことがあります。


“二度あることは三度ある”

っていいましたっけ…?


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HEMBP / ヘン
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