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ストレートネック

左肩が痛い。

この前の日曜日に、湯涌温泉の露天風呂につかりながら違和感を感じ、筋肉痛だと思って、湯舟でストレッチをしてから痛み出したのだ。妻にもんでもらったり、入念にストレッチをしても全く効果なし。我慢しながら三日ほど過ごしたが、夕方になると左肩がもげそうになるくらいいたいので、整形外科に駆け込んだ。

エックス線撮影をして先生にみてもらったら、ストレートネックだとの診断。頸椎の軟骨がすり減っていて、神経を圧迫している可能性が高い。MRIを撮らないと神経を圧迫している様子はわからないが、炎症をおさえる痛み止め、ロキソニンをのんでしばらく様子をみて、治らないようであれば、MRIをとりましょうとのこと。

「左肩が痛い」でネット検索すると、心筋梗塞の前触れの可能性もあると書いてあり、もう俺死ぬわ。と心配でならなかったが、とりあえす、外科的な原因とのことで安心。肩が痛い原因はストレートネックだったと職場で話していたら、ストレートネックで下半身が一時的に動かなくなったという人がいた。その人は、仕事していて首をひねったら、急に下半身が動かなくなって、そのまま病院に運ばれて1か月安静にしていたそうだ。今はすっかり回復したのだが、ストレートネックというのはそんな大変なことになるのかと驚いた。

パソコンで作業するときなど、前かがみになって、顎をあげながら、首を前に突き出す姿勢がよくないと、先生に指導されたので、それ以来、先生の教えを忠実に守っている。顎を引いて背筋を伸ばす。前かがみにならない。確かに、この姿勢でパソコンの前に座っていると、肩が痛くならない。油断して今までのような姿勢にもどると、てきめんに左肩が痛くなる。

長年の姿勢のくせを修正のは大変だ。しばらく良い姿勢を保っていると背中の肩甲骨の間あたりの筋肉がこわばってくる。肩甲骨の裏側の筋肉も痛くなる。それでも左肩にしびれるような痛みをかかえているよりは楽なので、頑張っている。

春になってから、急にめまいがするようになるわ、ストレートネックで肩がいたくなるわで、老いを実感する。健康な時には、テレビにあふれかえっている、健康食品やサプリメントの通販番組をみても、こんなもの高い金出して買う人いるんだろうか、ぐらいにしか思わなかったが、自分が原因不明のめまいが治らない。治療の効果がはっきりしない体の痛みをかかえるようになると、急に目につくようになった。ダメもとでも試してみようかしらと思うのだ。

毎朝、目が覚めた時に、普通に起きて行動できることのありがたさを感じる。今はベッドから起きようとすると、一瞬のめまいにベッドにへたり込んでしまうし。背中をまるめて歯をみがいていると、左肩が痛くなる。
年をとるということは、こんな不調とつくあっていくことなのだろうか。

先が思いやられる。

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