私を構成する映画7本
『映画が趣味です』
と言うと、
『一番好きな映画はなんですか?』
と聞かれることがありませんか?
私はこういう時、とても迷ってしまいます。
相手の映画への関心度がわからないし、年齢もバラバラ。
加えて、私は映画のナンバーワンを決めるのが苦手。
自分の中で、『ホラーならこれ』『ドラマならこれ』『変な映画ならこれ』『今ならこれ』という選択肢が頭を巡ってしまうからです。
そこで今回は、あえて1本には絞らず、私が好きな映画を7本紹介します。
本当は10本でも20本でも選びたいのですが…。
2023年5月19日に広島でG7が開催されたことに合わせて、今回は7本の映画をセレクトしてみました。
それでは参りましょう!
シャイニング
まずはスタンリーキューブリック監督のシャイニングです。
私が洋ホラーを好きになったきっかけの作品。
怖さだけでなく、映画の映像や、音楽の美しさを知るきっかけにもなりました。
何度観ても面白い。
大好きな作品です。
エクソシスト
またまたホラー作品から。
「エクソシスト」です。
フリードキン監督の作品ですね。
こちらの映画はフリードキンのこだわりがたっぷり詰まっており、宗教的なメッセージもふんだんにこもっています。
ホラー映画には隠されたメッセージがあるということに気づかさせてくれた1本です。
ロッキー
続いてはスタローンの「ロッキー」
シリーズすべて好きですが、やはりこちらが別格。
歴史的・政治的背景から、暗い雰囲気だったアメリカの映画界を打破した傑作です。
また、「ロッキー」にはただのアメリカンドリームでなく、キリスト教的なメッセージが強くこもってます。
映画が人の心を救う可能性を示した作品です。
ニュー・シネマ・パラダイス
映画を観て、涙が溢れたのはこの作品がはじめだったように思います。
モリコーネの音楽も、ストーリーも、愛に溢れていて素晴らしい。
成長や友情や愛がたっぷり詰まっています。
映画讃歌である点も、いまだに私の心に深くフックしています。
あのラストと同じほど泣ける作品にはなかなか出会えません。
バビロン
こちらは最近の映画になります。
私はデイミアン・チャゼルの映画が大好き。
「バビロン」映画館で3回観ました。
この映画も、映画讃歌が多分に詰まっており、ラストはかなり泣けます。
「ニュー・シネマ・パラダイス」のような映画愛が、若き映画監督にも受け継がれたような、感動を覚えました。
ゴッドファーザー
「ゴッドファーザー」、昔は長くて苦手だったのですが、最近鑑賞して素晴らしさに気づくことができました。
コッポラ監督の映画作りの繊細さや、それにともなう制作秘話などがめちゃくちゃ面白い。
(マーロン・ブランドがカンペ読みまくってるとか、ルカを演じたアクターはプロレスラーだとか)
そしてなにより、カットがカッコいいですね。
現代の神話といってもいいような…。とてつもない映画です。
重さや長さに抵抗がある方はぜひこちらを👇
ロッキー・ホラー・ショー
最後は「ロッキー・ホラー・ショー」です。
この映画はOPに愛が詰まっていますね。
内容もハチャメチャで面白い。酒を飲んで踊りながら観たい1本です。
観客参加型映画の元祖と言われている作品で、私は前に、京都みなみ会館で体験しました。
もう、最高です。
心と身体で映画を楽しめます。
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
私が好きな映画を7本ご紹介させていただきました。
みなさんなら、どんな7本を選びますか??