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バイクで事故らない走り方【基本編】

配達中の交通事故って結構起きてますよね
世の中には配達してなくてもバイクで事故ってる人はたくさんいます

配達してないのに事故る人が配達しながら事故らないわけがないんですよね

起きてしまった事故はしょうがないかもしれませんが、仕事としてやってる以上は事故ることは恥ずかしいことだと思いますし、何度も事故るような人はそもそも向いてないという厳しい意見があるのもわかります

今回は安全運転啓蒙として、配達を始めて3年以上無事故の自分が普段意識していることを皆さんにお伝えしたいと思います


1.バイクに乗る前に


運転どうこうの前にまずやっていただきたいことは、タイヤとブレーキの点検です。タイヤがツルツルになるまで走っていませんか?ブレーキパッドの残量は十分ですか?空気圧は入っていますか?

僕は最低でも2週間に1回は空気圧をチェックしています。何気なくタイヤを回していたら釘が刺さっていた、なんてことはよくあることです

空気圧はタイヤ本来の性能を引き出すために車種ごとに決められています。メットインの中に規定値が書いてあるのでそれに合わせましょう

空気圧は走ってタイヤが温まってくると熱で膨張して変わるので、あまり走っておらずタイヤが冷えている状態で調整するのがベストです

自分は以下のような空気圧チェッカーを使っています。足で踏むタイプのコンパクトな空気入れも使ってます

ガソリンスタンドが貸し出してるバイク用の空気入れは目盛りが適当なことがあるので、自分の基準となるゲージを持っておくのがおすすめです


ブレーキはお店で点検してもらって異常がなければ問題ないでしょう

見るところはパッド、ブレーキフルード、ブレーキローター、ドラムブレーキならワイヤーの調整などでしょうか

全ての基本だと思うので最初に取り上げさせていただきました

2.車間距離を空ける


では本題です。事故らない上で気をつけていること第1位。車間距離です

日本の道路交通法では追突した方が100%悪いということになっています。そうなるのは嫌ですよね

では適切な車間距離の定義とは何でしょうか?
これは教習所で習ったような気がしますが、

前の車が急ブレーキをしても追突しない距離

です

何もない見通しのいい道路。急に猫が飛び出してきた!危ない!

と、前の車が急ブレーキ、避けられず追突した
これは追突した方が悪いです

いつ猫が飛び出してくるかわからないと思って走りましょう。猫ではなく小さな子供かもしれません

車間距離は前の車が大きければ大きいほど長く取る必要があります。なぜかわかりますか

近すぎると周りから見えなくなるからです

でかいトラックとかマイクロバスとかダンプとか、真後ろにつくと対向車からは死界になっていて全く見えません

交差点を直進する時、前のトラックで信号が見えず、車間を詰めすぎたせいで右折車に認識されずそのまま突っ込まれる、なんてこともよくありそうです

車間距離を十分にとって対向車に認識してもらいましょう。右寄りに走って存在をアピールするくらいでいいと思います

自分は右折車がこちらを待っているか様子を見ながら直進するようにしてます。青だからといって何も考えず直進してたらアホに突っ込まれます


かといって車間距離を空けすぎるのもいいとは言えません

個人的な目安としては、信号待ちの時で前車との間に大型バイクが1台待ってるつもりで停まる

走行中は相手の急ブレーキに対応できる距離プラスアルファくらいです

交通の流れに応じた車間距離を取ることは交通社会を円滑にする上でも大事です。空けすぎるのも自己中心的でヘタクソです


そして運転中の大原則として、前の車がブレーキを踏んだら自分もブレーキをかけること

前の車が赤く光ったらこちらもブレーキ。これををクセにしておけばいいと思います

誰が乗ってるとか関係なく、物理的に減速する=車間距離が縮まる ですから

前の車は何か理由があってブレーキを踏んでいます。自分が早く行きたいからといって煽ってはダメです


3.見てから走る


僕の思う安全運転を一言に集約するとこれになります。全ての場面でこれです。車間距離を空けるのも見てから走るためです

よくあるのが、見通しの悪いカーブなどですれ違う時、ギリギリまで寄ってくるドライバー

このドヘティがとよく独り言を言ってますが、何がダメなのかわかりますか

どんな道でも車両は左側通行が基本です

例えばこのような道を右折したい時

右折したいが、下り坂で見通しも悪い
さらに右折先にはマンホールがある


このような場合でも、自分が走りやすいから、急いでいるからといって道路の右寄りを走ることは事故の原因になります

そういう想像力のないヘタクソ同士が安全にすれ違いできずに正面衝突して事故ります

僕は画像のような狭い住宅街などで右折するときもわざとらしいくらいの左側通行を心がけています

左側通行を徹底して、自分が走る道の安全を確認してから走るようにしましょう


車線変更する時も、発進する時も、後方の安全を目視で確認してから走る

とにかく視ろ。曇りなき眼で…

人通りのほぼない田舎で発進しようとする時に限って後ろから歩行者・自転車が突然現れるのは配達員あるあるです

見通しの悪い道路で
「深夜で人通りも少ないしまあ大丈夫だろう」
と横着する人はいつか事故ります

確率が1%でもあれば同じことを100回やればいつか起こるからです。確率をゼロにすることが大事です

配達で人生をチャラにしないように気をつけましょう


以上、自分が事故らないために心がけていること基本の3選でした

1.メンテナンス
2.車間距離を空ける
3.見てから走る

配達員の皆さんにはこの3つの要素を意識して稼働していただければと思います。もう事故らないで


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