「微熱」
「永遠なんて軽々しく口にする軽薄を、
僕はいつも嘲笑われて、青臭さに苦笑う、
例えばあの娘とそれがあるなら、
そう想い浮かべるだけで光は宿る、
かすかだとして確かな光、
奇跡なんて起こそうにも無理ばかり見て、
やり方なんて何処を探すも触れようにも壊れてしまいそう、
それなら君と奇跡があるなら、それだけで体から熱が出る、
誰かが落としたカケラ集めた、そこに何かがあるような、
この右の手につかめるうちに、愚かしいまま続けてくだろう、
例えばあの娘が傍に笑っているだけ、世界中に光は満ちて、僕は微熱に宙を舞うだけ、
例えば君が囁くだけで、他にいるものなんてないような微熱の錯覚、僕は光を手にしてる、
そう思おうとしただけか、
photograph and words by billy.
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