![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/99016894/rectangle_large_type_2_c208a04b36239a035160d9ee90592796.jpeg?width=1200)
【写真】アイ・ラブ・ユア・スロウライト
![](https://assets.st-note.com/img/1677465444674-Veq5qVOglA.jpg?width=1200)
春の前の雨が嫌いだ。
死にたいと思いながら生きていたときの自分が目を覚ます。
こいつはなかなか消えてくれない。へばりつく影のようなもの。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465461479-1L9mddYXd8.jpg?width=1200)
#どこにでも住めるなら ?
氷河期の地球なんていいかもしれない。ライフルを担いで、生き残った動物を追うだろう。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465491663-GQODGtF5pP.jpg?width=1200)
自分らしさ、なんて。
そんな幻を追いかけてどうするんだろうって、俺は子供のときから知っていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465519408-HtF2gcpxVs.jpg?width=1200)
誰にでも優しさを持ち寄れるほど、人は長く生きられない。
受け渡す感情を、選ぶんだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465539451-9f5ed0OPh7.jpg?width=1200)
誠実さと謙虚さ。
人としての美徳はそのふたつだと思っている。その証拠に、一度、ついた嘘は死ぬまで誰にも明かさない。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465586196-tNO9oVAJSQ.jpg?width=1200)
シューラックに集まったNIKEを眺めて、それだけでハイボールが飲める。
なんてかっこいいんだろうって。複雑なんてろくなことがない。単純でいい。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465566764-4T8zpLnaoI.jpg?width=1200)
ぶれない、なんて。
そんなのが好きなら、石像でも眺めてればいいんだ。揺れて惑う、それこそが人間。そうでないなら石像にでもなっちまいな。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465617490-9vYK4XKfcR.jpg?width=1200)
その草原には椅子が一脚。金色の風が吹いて、背丈の高い草花が揺れている。
ひとりの少年は今日もそこでどこか遠く、未来を見ている。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465640832-tFs5FLGLid.jpg?width=1200)
学生のころ、西村良太という友達がいた。
文章表現の授業の課題の作文に「ツチノコと僕」というタイトルをつけておきながら、本文内で一切、ツチノコについて触れていない怪文を提出していた。そのとき、俺は、こんな天才には敵わないと悟った。
![](https://assets.st-note.com/img/1677465665203-zX6inflYTx.jpg?width=1200)
暑い日に熱い缶コーヒーを、寒い日に冷たい缶コーヒーを買ってしまったときの、無能な自分への多大な失望。
photograph and words by billy.
いいなと思ったら応援しよう!
![ビリー](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/110006137/profile_d6cc76f660e5f49a4e1c625b9810335b.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)