【写真】kafka (is not raven)and your #slowlight.
僕にとって、もっともかっこいいのは野球選手だった。ロック・ミュージシャンや、映画監督や、漫画家や、小説家ではなく、野球選手が一番だった。
いま、その野球選手が、この国を代表する選手たちが世界の頂点に立つチャンスにいる。
いつだって、野球選手が最高にかっこいい。そうであって欲しい。
世界一の英雄になってくれ、野球日本代表チーム、侍ジャパン。
「 #うちの中野がすみません 」という、どなたかのツイートがトレンド入りしたと聞いた。
一次ラウンド、負傷した源田壮亮選手(埼玉西武ライオンズ)に代わって、スタメンに入った中野拓夢選手(阪神タイガース)が早速、エラー(守備のミス)してしまったときに、阪神ファンがそう呟いたらしい。中野拓夢選手は、この春季キャンプから、岡田彰布新監督の方針もあって、ショートからセカンドに守備位置を変更して、練習していた。
代表では、ショートのバックアップとして招集されたのだが、すぐにミスしてしまったのだ。それをファンが「うちの中野が」と言ったらしい。
あったかいな。うちの、なんて、自チームの選手を愛しているからこそ。
うちの中野拓夢はスピードがあるし、攻撃に欠かせない。リーグ屈指の内野手になった。でも、ショートよりセカンドのほうが向いているはずだと、僕は昨年春か初夏にツイートしています(笑)。
それから。
#slowlight に限らず、noteやTwitterに載せている写真はすべて、iPhoneです。僕はそれ以外の撮影機材を持っていない。
ハイパフォーマンスなカメラのほうがいいのかもしれないけれど、その性能に頼りたくない。手持ちのものでなんとかしたい。制限があるほうが面白いと思うんです。なんでも使える、あらゆる機材を使ってしまうと、工夫しなくなる気がする。
ライカのポラロイドが欲しいとは思っているけど。
自由とはルールのなかにある。
何をしても良い、なんてことはない。制限だって必要だ。制限を嫌うなら、無人の荒野か無人の氷土にでも行って、そこで自由を謳歌すればいい。
以前、別サイトで、こんなふうな、写真を主にした投稿をしていたときに、ある人が目を止めてくれたことがあった。
ビリーeyeというタイトルで、僕の写真をまとめてくれていた。「光を感知し、捉える力が常人のそれとは違う」と誉めてくださった。
僕は相変わらず、とても元気で、とても光の強い、色彩の鮮やかな地域にのんびりと暮らしています。
……色彩の鮮やかな地域なのに、どういうわけか、モノクロの写真ばかりなんですけどね(笑)。
それでは、また。ビリーでした。
p.s.この、#slowlight シリーズはタイトルを英文にしていることが多いのですが、絶対に真似しないでください。思いつきの適当です。
僕は英語なんて単語しか知らない。どころか、字面と響きだけで、和訳を知らずに使ったりもしています。ニュアンスと気分だけ。どこかの英語に精通した誰かに怒られませんように(笑)。
そういえば。
日本語による小説を書いているときも、寂寞、とか、寂寥、とか、書けないし読めない、意味も知らない単語を使っていた。あとで確認してみると、ちゃんと、正しく使えていて、それを読んだ学校の先生が、「ほんとにビリーは(笑)」と笑っていた。変換機能には、頼るばかりなのです。
photograph and words by billy.