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【WBC】【世界一】【野球日本代表】【侍ジャパン】プレイボール




(画像はMLB JAPANからお借りしました)


#野球が好き
#WBC

 野球、その世界一を決める、WBCという幸福な体験。野球という競技の面白さと、その怖さも思い知ることになった祭典。
 子供のときから大好きだった。陸上競技や水泳、サッカーなど、他の競技をしていたころもあったけれど、僕にとって、野球だけが特別に難しく、面白い競技として、絶対的に「好き」でした。子供のときから、ずっと変わらずに好きなもの。それが野球。
 時代背景もあるとは思うけれど、田舎の子供だった僕たちは「野球やろう」と、誘えば、誰もがグローブとバットを持って家を飛び出してきた。広いグラウンドを走り出すときの、あのよろこび。ワクワクとドキドキ。

 昨日のメキシコ戦。
 先制され、膠着するゲーム。そして、スリーランの衝撃。吉田正尚のスリーランホームランで追いついたときの感動。あの吉田正尚のホームランというのは、野球を知っている人にしかわからない凄みがあった。体の反応、回転だけで打っている。超人的なテクニックだ。
 そして、盗塁をしかけたメキシコ代表選手は、スライディングしながら身を捩らせ、タッチを掻い潜った。あのリプレイ。セーフから一転、判定はアウトに。きっと、あれが流れを変えた。
 攻撃をしかけ、二塁上で咆哮し、チームを鼓舞する大谷翔平。今大会、不振を極めた、村上宗隆の一撃。ホームベースを滑り込む、周東右京の異常なまでのスピード。日本のサヨナラ逆転勝ち。物語にすると陳腐かもしれないドラマ。
 あきらめた瞬間に終わりだ。あきらめなければ野球の神様が微笑んでくれる。とはいえ、メキシコ戦は何度、折れただろう。大谷翔平と吉田正尚はまるで諦めていなかった、ように見えた。
 チェコの紳士たち。イタリアの守備力。僕たちの代表を追ってくる、これから強くなるだろう強敵たち。すでに宿敵、強敵の韓国。そして、追ってくる中国、台湾。
 すでに強豪になったメキシコ。プエルトリコ。ドミニカ。ベネズエラ。キューバなど、中南米、南米勢。
 決勝は、最強のアメリカ。銀河系最強を自称するモンスターチーム。
 そんな代表たちを見つめる、僕たちファン。この大会期間中に仲良くなった、野球を愛する人々。
 今大会の終幕は、やはり、大谷翔平。日本対アメリカ。その9回、アメリカの攻撃。打席には、〝キャプテン・アメリカ〟マイク・トラウト。投手は、〝二刀流〟大谷翔平。二人は、メジャーリーグ、アナハイム・エンゼルスのチームメイトでもある。
 フルカウントから投じた、外角へのスライダーに、トラウトのバットが空を切る。マウンドには、勝利に吠える、王者・大谷翔平。

 たくさんの興奮と、幸福な時間。やっぱり野球は最高だ。
 さあ、野球を見よう。愛するチームの応援をしよう。野球を見ながら飲むビールは最高だ。さあ、これからまた、野球が始まる。
 俺たちの国の代表チームは、世界一なんだぞ。
 
#おめでとう侍ジャパン
  #ありがとう野球日本代表  
 すべての野球選手と、未来の野球選手、そして、野球を愛するすべての人々に光が降り注ぐことを心から祈って。
 さあ、野球の季節だ。
 叫ぼう、プレイボール。

 2023.03.22 ビリー
 words by billy.

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ビリー
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