#33 真逆の2人の信念の捉え方「信念と人間関係のジレンマ」
相手が、喜んで褒めてくれると、とても嬉しいですよね。喜んで褒められるために、自分の心とは「正反対な行動」をしてしまうことはありませんか。
わたしは、「断る勇気」がなく、根底には「人に嫌われるのが怖い・断ることで関係性にひびが入る」そんな思いが、頭を支配していました。
ある集まりに「参加依頼」がありました。正直、こころが動く集まりではない上に、「趣味」のイベント日でもあり、断りたかったのですが、頭の中に「断ることで関係性にひびが入る」という「思い込み」が、沸き立ち「参加」の意向を伝えました。
当然ながら「主催者」は、喜んで褒めてくれますが、嬉しい反面なにか「モヤモヤ」します。
一方で、その「主催者」と、もの凄く仲のいい、1人が「参加」を断っていました。
こんなに仲のいい、「主催者」の集まりを、「断る用事」は何だろうと思い、後日その方の「SNS投稿」を見ると、満面の笑みで、「自分ひとり時間」の「趣味の成果」をアップしています。
その「SNS投稿」に、仲のいい「主催者」の、成果を「絶賛するコメント」がありました。
逆にわたしは、「興味もない集まり」は、楽しいはずもなく、疲弊し、その集まりの様子を「SNS投稿」したにも関わらず「主催者」からは「ノーリアクション」です。
本当は行きたかった「趣味イベント」へ参加した人の「SNS投稿」を見て、落ち込んでいました。
自分の行きたい「趣味イベント」を諦めながら、いやいや「参加」しているわたしと、自分の大切にしている「価値観」で、いきいきと、その日を送っていた人、どちらも嫌われることはありませんでした。
その方にとっては、なによりも、自分の「価値観」で選んだ「行動」こそが「大事な用事」だったのです。
わたしには、「楽しい事(趣味)」もありますし、自分なりの「考え方(信念)」があるのに、その「大切にしている価値観」を、投げ出してまで、「相手の期待に応えるためだけの行動」をし、「生きづらさ」を、増やしていたのかも知れませんね。
みなさんの大切なもの(信念)は何ですか?
その「大切なもの(信念)」を基準に、「行動」を選択していけば、モヤモヤ感は、減少するのではないでしょうか。
自分の「信念」で選択した「行動」で、離れていく人には、逆に嫌われた方が、幸せなのかもしれませんね。