デザイン思考のせいで、うまくいかない?
Xデザイン学校ビギナーコース第2回の気づきを、第1回に続いて書いていきたいと思います!今回は新規事業の話です。今回から内容を表現するタイトルにしてみました。
前回の記事→Xデザイン学校ビギナーコース第1回(2021)
優秀な人が集まって、なんでこんなしょぼいアイデアしかでない!?
ということが、デザイン思考の実践にあたってたびたびあるらしく、どうもデザイン思考の性質に理由があるようなんです。
・デザイン思考はユーザ中心で考えていくと思いますが、ユーザのことを見すぎるので解がニッチになる。スケールしない。
・自分がこういう世界を創るんだ!ではない。ユーザのことを聞き過ぎる。ユーザは素晴らしい世界観は持っていない。小さな改善のアイデアしか出ない。
だから、デザイン思考ばっかりやってちゃだめだよ、ビジョン(実現したい未来の姿)・パーパス(なぜ私たちがやるのか)がないとね、ということでした。
カリスマ経営者はデザイン思考やったからうまくいったんじゃない。彼らはあの手この手。やり方にこだわらない。合わせ技。だそうで、新規事業において、必要な時に必要なことを何でも学んでやっていく精神大事だなと思いました。
だからといってデザイン思考がだめなわけじゃない。
デザイン思考・UXデザインは一生かけて身につけていかなきゃいけない、でもUXのメソッド"だけ"覚えても世の中の役に立たない。ということだそうです。UXデザインはどんどん変化していて、例えば今はデータ(利用履歴など)が取れるからペルソナがいらない?なんて話もありました。UXデザインはUXデザインで、最先端を学び続ける必要があるってことですね。
おまけ:一番大事なのは自分ごとであるかどうか
いや本当に、もうどんな本でもよく見かけるし、新規事業で一番大事なのってそこなんですよね。しかも、ちょっとした困り事じゃなくて、自分がめちゃめちゃ解決したい!って思っている課題かどうか。これがアート思考の部分、メソッドじゃない。自分の課題が起点で、そこからのリサーチとかプロトタイピング。メソッドです。
知ってはいたけど、やっぱり重要なんだ!って気づきがあったので、残しておきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました~!また次回!
※本日の見出し画像は秋のカワセミです。(毎回鳥の写真な理由は自己紹介を参照ください^^)