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都市経営プロフェッショナルスクール第9期/Cグループゼミ0107

新年が明けました。プロフェッショナルスクール第9期も浅田です。
いよいよ、3月の修了式集中研修まで2ヶ月を切りました。
3人のコーチが揃ってのオンラインMTGは来週開催予定ですが、今日は熊コーチが希望者のみ相談を聞いてくれるということで、Cグループゼミを開催しました。別の会議のあとに続けての相談会にもかかわらず、1人1人のプレゼンに応えてくださいました。

今回は、全体の振り返るというより、自分の事業について相談したことについて書きたいと思います。

私自身、2025年の抱負として「やるを宣言する」を掲げ、築70年の古屋をリノベーションするため、重い腰を上げ、古屋内の片付けからはじめました。その古屋を収穫体験に来られたお客様に開放し、のちのちには食事の提供や宿泊などの「体験」コンテンツを増やし、価格も上げていきたいことを相談させていただきました。
私の中で、
【わさびの伝統農業栽培の伝承】
【自然環境の保全】
【小さくても稼ぐ(子どもと一緒に実践型の子商い教育の推進)】
の3つの柱で事業を進めていきたいと思いながら、どう結びつけていけばいいのか違和感があり、実際、熊コーチにプレゼンしながら、どう事業に道筋をつけたらよいのか、相談させていただきました。

熊コーチからは、わさび田を見たことはないが、話を聞く中で、今後わさびの生産量を拡大させていくのは難しいと判断すると、
・1つの手段として「観光」にいくのはよい。
・ただ11,000円を20,000にする30,000にするのでは「消化型」のコンテンツに過ぎない。
・あるお茶農家では、茶葉を自分たちで収穫体験し、新鮮な茶葉を天ぷらにし提供。他にも「お茶づくし」のフルコースを提供。1人1日20万円。
・【そこでしかできない体験】であれば、ニッチな観光客には刺さる。
・【ワクワクするプロジェクト】するプロジェクトでなければ、続かない。今回のプレゼンでは、全くワクワクしない。疲弊していくだけ。
・10万円・20万円のツアーにすると予約はそんなには入らなくなる。それでも年に20本入ればいい。
・せめて10万円のツアーを作るには「食事」が重要。
昨年浅田が体験してきた「スペシャルな体験」「特別感」が得られる内容にしていかなくてはならない。
そのためには、まず自分自身で10万のツアー、20万のツアーを体験してみるのが大事。

そして、やはり農家にとっては耕作地に他人を入れるのは「嫌」なはず。
・「観光」に力を入れるより、「オンリーワンなわさび田」を作り、4〜5年もののわさびを作って高価格で売ることにチャレンジしてみてはどうか。
・自分で会社をつくり、尖ったことをやってみた方が、「面白い」「やってみたい」と就農者が増えるはず。
・わさびは野菜の中でも数少ない「ビンテージ」ができる作物。
新規就農者ができないのが「ストックをつくる」ことである。
ワインなども長年続けてきた農家だから、売らずに持っておけて、長くおけば置くほど高価格になる。

熊コーチのアドバイスを聞き、一番刺さったのが「ワクワクするプロジェクトであるか」というところ。プレゼンは長くて3分。
その中で伝えられるメッセージはごく限られてくる。そのごく限られた時間の中で【ワクワクする】プロジェクトであるか。それは自分の中で「迷い」が生じていれば、それが伝わる。
【自分はこれをやります】と絶対にブレない柱になるものがなければ、プロジェクトはやり遂げられない。

今回もらったアドバイスを咀嚼し、自分の中で落とし込みプロジェクトを揉んでいきたいと思いました。

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今日の熊コーチの相談会の前日に、Cグループの受講生だけでオンラインミーティングを実施しました。そこでも発表し、他の受講生からコメントをもらうことで、壁打ちができて、よりやりたいプロジェクトが練ることができました。
こうして、自分の中で悶々と考えるだけでなく、人に聞いてもらうことで、自分の本当にやりたいことが見えてくるのだと、昨日と今日のオンラインミーティングに参加して感じたことでした。

最後の集合研修まであと57日。
目の前の課題に追われてしまいますが、自分1人が頑張るのではなく、いかにひとを巻き込む「まちづくり」という視点も今一度視野に入れて、自分のプロジェクトを揉んでいきたいと思います。

今回はミーティングに参加して、忘れないうちに内容を記録します。
そして、1週間後のオンラインゼミでは記録担当として、メンバーのプロジェクトについても記録を残していきたいと思います。


21:00からスタートし修了したのが23:00すぎ。遅くまでお疲れ様でした!
相談前にはそれぞれの課題の進み具合も話して、喝を入れてもらいました。


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