浅田恵子@静岡伊豆

『滝尻わさび園』の浅田恵子と申します。 静岡県伊豆市で生わさびの栽培農家の嫁をやっています。嫁に来て12年目。まだまだ新米ながら、伊豆での暮らしについて、またわさびについて、書いていきたいと思います。お時間ある時に読んでください。理想は「丁寧に暮らす」こと。

浅田恵子@静岡伊豆

『滝尻わさび園』の浅田恵子と申します。 静岡県伊豆市で生わさびの栽培農家の嫁をやっています。嫁に来て12年目。まだまだ新米ながら、伊豆での暮らしについて、またわさびについて、書いていきたいと思います。お時間ある時に読んでください。理想は「丁寧に暮らす」こと。

マガジン

  • 学びの旅

    わさび農家の嫁でありながら、地方のあちらこちらに出かけるのが好き。地域の取り組みを学び、農家の未来を考える旅を綴っています。

  • 本から学び

    本を読み始めたのは大人になってから。読書家ではありませんが、自分の心の中に残った本を紹介しています。

  • わさび農家のお話

    静岡県伊豆半島にあるわさび農家に嫁ぎ、なぜ農家に嫁いだのか、またわさびについて発信している記事を紹介しています。

  • 子商塾に挑戦奮闘記

    全国各地でまちづくりに取組む木の下斉さんが立ち上げた有料ラボ・LDL(locally driven labs)に集う仲間たちが、それぞれプロジェクトを立ち上げて活動を展開しています。 その1つのプロジェクト「子商塾」に私も2022年から参加し、自ら立ち上げて地元での取り組みをレポートした記事。

最近の記事

チームビルディングとプレゼンテーション

11月16日(土)〜18日(月)の3日間、岩手県紫波町のオガールプラザで、都市経営プロフェッショナルスクールに参加してきました。 今回の合宿では、9月の北九州合宿で課題があがったグループでの取り組みの発表と、個人プロジェクトのブラッシュアップに取り組みました。 私が参加したCグループは、香川県高松市の丸亀町商店街の再開発事業について、事業計画〜事業スキームを考えて、5分プレゼンに落とし込むことでした。 グループゼミの詳細はこちら⇩ また、個人プロジェクトはわさび田見学・体

    • 都市経営プロフェッショナルスクール9期生Cチームグループゼミ#06

      こんばんは。都市経営プロフェッショナル9期生の浅田です。noteの投稿は、開校式に受講した投稿からすっかり時間が空いてしまいましたが、開校式から各チームに課題設定され、各チームで11月のオガール合宿までに実際に運用できる事業計画まで落とし込んだチームプロジェクトを発表することが課題に挙げられています。 Cチームの課題設定は「丸亀町商店街再開発事業」です。 チーム課題についての説明は後日アップします。 今回は、10月22日に現地視察し、Cチームのエグゼクティブコーチ熊紀三夫さ

      • 【LDLバディ対談】スーパーウーマンは常に「力戦奮闘」。

         まちづくりのトップランナーである木下斉さんが立ち上げたオンラインラボLDL(Locally  Driven Labs)では、継続的なオンラインコミュニティを作り、全国の志のある仲間が繋がり、毎月1回のオンライン定例会や各パートナーでの会議を行ない、それぞれの地域で「稼ぐまちづくり」に奮闘しています。 今回は、全国のLDLメンバーの中から1対1のバディを組み、対談するという企画の第5回目。 今回のバディ対談は、以前から、いつか対談したいと思っていたたつのえみさん。 2児の子

        • ハイコンテクストが語れるまちは強い。

          10月3日(木)〜5日(土)の3日間、山口県長門湯本温泉へ木下 斉さんの狂犬ツアー@長門湯本に行ってきました! 長門湯本温泉は、山口県でも門司港に近い日本海側にあたり、静岡県からだとなかなか行きにくい場所。 新幹線だと新山口駅まで行って、レンタカーで1時間半💨 飛行機だと宇部空港または北九州空港からもレンタカーで1時間半かかる💨💨 今回は、LDL(LocallyDrivenLabs)のメンバーであり、狂犬ツアー@上天草でご一緒させていただいた宮崎さんと申し込みしたので、北九

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        記事

          都市経営プロフェッショナルスクール開校式を受講して。

          今年6月から始まった、「都市経営プロフェッショナルスクール」。 eラーニングのオンラインで課題図書と動画を視聴し、その都度レポートを提出、まちづくりの基礎的知識をインプットし、7月からはグループ分けされて、開校しグループでディスカッションしてきました。 そして、迎えた9月7日〜8日の開校式と集合研修会。 そこで感じたこと、学んだことを書き留めたいと思います。 1.集合研修前は体調を整えておくこと プロフェッショナルスクールを受講して、一番大事だと痛感したのが「時間の使い

          都市経営プロフェッショナルスクール開校式を受講して。

          「どんなまちづくりをしたいのか」マインドセットが大事。

          2024年、公民連携プロフェッショナルスクール第9期の浅田です。 9月7日・8日の集中研修の前に、グループでのディスカッションをし、チームビルディングと、今回、このスクールの受講を通して自分が対象地域の課題に対して取り組みたい事業について、ブラッシュアップしていくグループミーティング。 前回の「ライフライン」の発表から今回受講のテーマ設定を考えるなかで、2つの地域課題を挙げさせていただきました。 ①来年4月に開校する新中学校をはじめ、伊豆市の教育に関する提案。 ②天城北道路開

          「どんなまちづくりをしたいのか」マインドセットが大事。

          公民連携プロフェッショナルスクール9期・Cチームグループゼミ#2「ライフライン」

          はじめまして。 今年、公民連携プロフェッショナルスクール9期・Cグループを受講しております浅田です。 私は、静岡県伊豆市でわさび農家の嫁をしております。 先日、Cグループのオンラインミーティングを開催しましたので、その様子と自分のライフラインと今後のプロジェクトについて書きたいと思います。 前回のキックオフミーティング後、Cグループは月2回定期的にミーティングを開催。各自プロジェクトの進捗状況を報告。 【Cグループ オンラインMTG#2】 日時:2024年8月6日(火) 2

          公民連携プロフェッショナルスクール9期・Cチームグループゼミ#2「ライフライン」

          2024年!公民連携プロフェッショナルスクールに参加します!

          こんにちは。 静岡県伊豆市湯ヶ島でわさび農家の嫁をしています浅田恵子です。 40歳を過ぎ人生後半戦に入り、残りの人生で、自分が人生をかけて何かをやり遂げたい、どう生きたいかを考えていく中で、2024年に入り、ジブン株式会社の設立を掲げました。 ジブン株式会社を設立して、私が掲げているビジョンは 天城の自然を守ること。 そして、後世へ繋げること。 自然は、1つの農家では守っていけません。いくつものわさび農家や林業、行政も含めて、自然との共存を営むことへの努力をし続けなければ

          2024年!公民連携プロフェッショナルスクールに参加します!

          【2日目】整形外科医がアテンドする2泊3日ローカルリトリート

          木下斉さんが地方へ赴き、自主勉強会を主催する、狂犬ツアー。 今回は、2泊3日泊まり込みで新たな先端型まちづくりを学ぶプログラムで京都府の北部、日本海に面した京丹後市へ。 工程は6月14日(金)〜16日(日)の3日間。 本日は2日目。 ちなみに1日目はこちら。 狂犬ツアーの日程では、11:00〜与謝野町に新たに誕生したクラフトビール醸造所に行く予定まで午前中はフリータイム。  そこで、吉岡さんがぬかとゆげの姉妹店である アウトドアサウナ「蒸-五箇サウナ-」に案内してもらえる

          【2日目】整形外科医がアテンドする2泊3日ローカルリトリート

          【1日目】整形外科医がアテンドする2泊3日ローカルリトリート

          昨年からちょくちょく参加させていただいている 木下斉さんの狂犬ツアー。 全国各地で先端的なまちづくりをしている地域に赴いて、宿泊と食事も含めてまちづくりを学ぶプレミアプログラム。 今回の行き先は京都府北部地域にある京丹後。 日本海に面し、天橋立や丹後縮緬が有名な地。 京都府と言っても、京都市からは車で2時間。なかなか行ける場所ではありません。 今回の狂犬ツアーの現地ホストは、「ぬかとゆげ」のオーナーであり、京丹後で整形外科医の吉岡直樹さん。LDLのメンバーでもあり、2023

          【1日目】整形外科医がアテンドする2泊3日ローカルリトリート

          1,300年前の歴史舞台に足を運び、自分のこれからを考える。

          前回の記事では「未来予想図を描くのは難しい」とつらつらと書きました。 そして、一度頭の中をリセットして、奈良での2泊3日の旅行に行って感じたこと、考えたことを書き綴ってみたいと思います。 1.未来予想図を描けない時は過去から学ぼう。自分の中で、今年の目標の1つとして「市議会議員選挙に出馬する」と決めたものの、1月から4月まで、主人の両親にも話せず、周りからの後ろ立てもなく、悶々とした時間を過ごす。 noteに書きながら、行政への悶々とした気持ちは、ただの愚痴でしかないことに

          1,300年前の歴史舞台に足を運び、自分のこれからを考える。

          未来を描くって実は難しい。

          おはようございます。 すっかり更新が遅れていました。 今回は、最近考えていたことをつらつらと書きたいと思います。 実は、私、昨年末から次回の市議会選挙に立候補したいと思っていました。 けれどなかなか主人の両親には打ち明けられず、悶々とした時間を4ヶ月ほど過ごしました。 4月を入り、市長選も終わり、やっとで主人の両親に話し、それからごく身近な人にも相談する中で、「具体的な計画は?」と問いがありました。 その時、ハッとさせられました。 なぜ立候補を目指したかというと、私の中

          未来を描くって実は難しい。

          意外と生かせる資源は足元にある?!

          私が暮らす、天城連山に囲まれた伊豆市は、総面積のうち、森林面積は 30,005ha(民有林 22,002ha、国有林 8,003ha)と、総面積の約 80%を占めています。 毎日、山を見ながら生活していますが、子どもも大人も、意外にも山登りに行ったり、ノコギリを使って木を切ったりする機会がなかなかありません。 我が家のわさび田にも、周りは木々に囲まれており、主人のお父さんが若い頃は、地域の出役で、植林をしたり、下刈りに出かけたりしたそうです。しかしながら、主人の世代になると

          意外と生かせる資源は足元にある?!

          今も昔も「分度」と「推譲」が大事!

          ジブン株式会社を設立します!とnoteに投稿してからあっという間に1ヶ月が経ちました。 書いたものの、経営をどうしていくのかと考えると数字が苦手という理由から逃げたくなります。 しかしながら、先日木下斉さんのvoicyで二宮尊徳の報徳手法について触れていたので、再度、「報徳記(上)(下)」を読み返してみると、今も昔も人や町の衰退していく過程、陥る原因は似ていることに気づき、そして、まさに自分の現状にも当てはまることだったので、ここに書き留めたいと思います。 1.「分度」と「

          今も昔も「分度」と「推譲」が大事!

          千年続く日本の信仰聖地で何を学ぶか。〜第3章〜

          和歌山県高野山で2泊3日、自分自身を見つめる旅。第1章では、高野山で宿坊の固定概念を変え、ハイコンテクストな体験を次々と生み出して潜在する価値を引き出している恵光院さんについて紹介し、第2章では、1,200年続く奥之院での月命日の21日に執り行われている「ご縁日法要」と「生身供(しょうじんく)」の儀式について、そして老舗ごまとうふのお店を紹介させていただきました。 第3章では、真言宗の総本山「金剛峯寺」と高野山に現存する貴重な仏像・仏画を間近で見ることができる「高野山霊宝館」

          千年続く日本の信仰聖地で何を学ぶか。〜第3章〜

          千年以上続く日本の信仰聖地で何を学ぶか。〜第2章〜

          木下斉さんが主催する「狂犬ツアー@高野山」2日目。2月21日。 21日は、弘法大師空海が、835(承和2)年 3月21日に御廟に入定した日(永遠の瞑想)に入った日。であり、ここではいまも弘法大師空海が生き続けると信仰されいます。毎月21日は「お大師さまの日(御縁日)」とされ、9:30〜は奥之院で法要が執り行われています。 この第2章では、朝の法要から護摩祈祷、朝食と、奥之院でのご縁日法要と生身供、そして、昼食をいただいたごまとうふの老舗「角濱ごまとうふ総本舗」さんへ伺ったレ

          千年以上続く日本の信仰聖地で何を学ぶか。〜第2章〜