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飼育日記「めだかのきもち」'21初秋🍄ヒメダカの災難

ヒメダカのペアが来た日のこと。

メダカ鉢で、1匹の小柄な黒メダカが、少し大柄なメダカに執拗に追い回されている。これはパワーバランスを変えねばと、元気なヒメダカペアに入ってもらうことにした。

ところが、水合わせの間、プラ鉢に入っていたはずのペアの1匹が消えている。えっ、と辺りを探すと、1メートルも先のコンクリートの上に、オレンジ色の柿の種の姿で伸びている。あわてて水に戻したのだが、この後…

思いがけない光景をみることになった。

沈んでぐったりと動かない相棒の脇腹をそっとつつく。少し浮かべばすかさず体の下に回って、押し上げようとする。何度も何度も繰り返すが、相棒は泳ぐ力がない。

夜、消灯前に様子を見ると、隅っこで2匹がニの字になって体を寄せ合っていた。

以前、子イルカの死を諦めず、海中で何度も下に潜って浮かばせようとする親イルカの、胸の詰まる映像を見たことがあるが、メダカにもそのような本性があるのだろうか。

弱った仲間を気遣い、寄り添う姿が健気で目が離せなかった。飛び出させてしまったうっかりが悔やまれた。

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翌朝には、何と!すっかり回復しており、合流した鉢内で、先住のメダカ達を元気に追い回し始めた。

器から飛び出したのは、その後の行動から、おそらく♂だったと思う。

                                                                        6.  18

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メダカをもはや"群れ"とは見られなくなった出来事です。


🦉うっかりミスで削除してしまった!記事を復     元、再投稿。                                                   9.  17



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