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2025年のAI関連予想
以下の事象が75%以上の確率で2025年末までに起こると推測しています。
・50%以上の人間がPCを使用して数時間程度でできるリアルタイム性を求められないタスク(fpsゲーム等は除外)を自動化可能なGUI操作可能なマルチモーダルAIエージェントシステムの存在が公になる(画像認識については殆ど人間レベルだが、テールで失敗することも稀にある)。
・世界全体の数%の経済的価値をもつタスクをこなせるAIシステムがリリースされる。
・FrontierMath Benchmarkで75%以上のスコアが記録される。
・平均的なAI研究者レベルのAIシステムが自律的に動作してフロンティアモデル研究開発において生産性を大きく伸ばしているという噂が流れる。
・マルチエージェントシステムをサービスとしてフロンティアモデル開発会社がリリース。
・100億ドル、2×10^27FLOPs、300MW以上が1つのAIモデルのトレーニングに費やされる。
・マイクロソフトの株価は600ドル以上。
・エヌビディアの株価は210ドル以上。
以下は50%程度の確率で起こると推測している事象です。
・画像認識において人間レベルの認識を可能にするAIシステムが誕生する。ハルシネーションはコストをかければ自己修正可能。
・100万人に一人の論文における創造性を発揮するAI研究者レベルのAIシステムが内部で開発。
・2025年末までに開発されたAIシステム(公開されるかは別)の衝撃により、アメリカ政府はマンハッタンプロジェクト並みのAI研究室の警備、セキュリテ体制を準備。
・オープンソース規制法案がアメリカで可決。
・国連でCompute Governance(計算資源の流通に関する規制)に関する議論が始まる。
・台湾有事の可能性がAIの急速な進歩によって高まっているのではないかという議論がされる。
以下は2025年以降のタイムライン予想で参考までに。