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<徒然日記#4> 二拠点生活のススメ③

今年も災害が心配な季節になりました。被害に遭われた方々のご苦労を思うと心が傷むばかりです。それに加えて、コロナウィルスの感染者も全国的に日に日に増していて、明るい未来を想像するには厳しい世の中になってしまいました。

そんな時こそ、土に触れて、鳥の声を聞いて、植物に囲まれて暮らす生活が心を落ち着かせてくれます。

6月の晴れ間

私は千葉県と栃木県という二拠点生活を2年前から実践しています。3回目となる今回は、書き残してしまった二拠点生活の時間の使い方について少し記載して、その後、本当の豊かさについて考えてみたいと思います。

時間の問題。一週間のスケジュールは?

二拠点生活は、私とパートナーの二人で実践しています。私自身は比較的時間をコントロールできる環境にいますが、パートナーはバリバリのサラリーマンです。月〜金はがっつりお仕事で、しかも帰宅も23時頃が当たり前の生活です。

そんな中で、どうやって二拠点生活を実践しているのか、週末のスケジュールを紹介します。

金曜:
23時頃に千葉を出発(渋滞なし!)→深夜1時頃に現地到着しすぐに就寝
土曜:
8時頃ゆっくり起床→畑チェック(今日の作業を確認)→朝ごはんは近所の平飼い養鶏場の新鮮卵とトーストが基本。畑の状況によっては、収穫した野菜を使ったサラダも。→本日の夜ご飯メニューを決めて買い物リストをつくる→直売所・スーパー・酒屋さんを巡って買い物→畑仕事は雑草刈りなど→ランチは麺類が基本。最近の流行りはニラ蕎麦。→私は庭仕事、パートナーはお昼寝や読書(途中、おやつタイムあり)→早めのお風呂に浸かる→晩酌開始→0時頃に就寝
日曜:
7時頃起床→朝ごはんはトーストと昨日の残り野菜→ヨガでスッキリ→畑仕事は支柱を立てたり、有機肥料をあげたり→ランチは昨日の残りの魚介や肉類を使ってパスタが多い→私は庭仕事、パートナーはやり残した仕事→近所に借りている果樹園を偵察に→17時頃にお風呂→家の掃除開始→現地の飲食店に寄ってから22時頃帰宅

こうやって書き出すとわかるのですが、土に触れている時間がとても長い。必要最低限の外出だけで、あとは家とその周りでのんびりと過ごします。だから余計な出費もないし、おやつも含めてほとんどが手作りの健康的な食事。出掛けるとしても、散歩や近くの山を登りに行くことくらい。

土日がお休みの方であれば、無理なく続けられる生活だと思います。問題点とすれば、美容室に行く日がなく、髪が伸びっぱなしになることが多いことくらいでしょうか。笑

#本当の豊かさってなんだろう ?の答え

唐突にこんな難しいお題を挙げてみましたが、私は二拠点生活を始めて毎日が本当に幸せで豊かだと思えるようになりました。それについてお伝えしてこの「二拠点生活のススメ」を締めくくりたいと思います。

6月の風景

なぜ私が二拠点生活を始めてから豊かさや幸せを実感しているかというと、自分の周りの自然の美しさやその考え尽くされた仕組みにどんどんと気づかされているからだと思います。

ちょっと次元の違う話になりますが、人間という生き物が地球に生きている意味は、地球という美しい星を永続させるためだと信じています。これはガイア仮説というものだそうです。人間は地球の意図に従って生かされているみたいなのです。
そのために、人間には知恵という、他の生き物にはないものが託された。この知恵を使って地球で生きてゆくことに幸せや豊かさを感じるように仕組まれているんだと思います。それによって、地球が存続していくようになっている。

本当の幸せや豊かさ=自然+知恵+生きること

すなわち、自然の中で知恵を使って生きることで、幸せや豊かさを感じるようにできているんだと思います。

都市部に住んでいると自然に触れる機会は少なくなります。公園があったり、街路樹があったりするかもしれませんが、それは誰かがメンテナンスしてくれている自然です。
人は誰でも、自分の知恵を使ってメンテナンスする自然を持つことが必要です。畑でもいいし、庭でもいいし、ベランダ菜園でもいいと思います。もちろん、田舎に移住することが一番だと思います。
しかし、今の時代に生きて行くために、ある程度のお金が必要です。お金を稼ぐためには、やはり都市部にいた方が選択肢は広い。そんな中で、二拠点生活は今の時代にとても馴染む手段だと思います。

少しでも多くの人が、自然の中で過ごす時間を持つことで、本当の幸せや豊かさを感じられるようになるといいなと願っています。

前回までの記事→<徒然日記#2> 二拠点生活のススメ<徒然日記#3> 二拠点生活のススメ②

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