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戦争のない時代に生まれ伝えていくには

私は戦争のない時代に生まれ、経験はもちろんしていません。
小学生ごろ「はだしのゲン」や「火垂るの墓」をみたときの衝撃はとても大きかったように記憶しています。
私たちの命は戦争を乗り越え生き残ってくれたご先祖様がいたから今あります。生きたかった人が生きれなかった時代があったという事を決して風化させてはいけない子供に伝えていくことが大切だと思っています。

「あの花が咲く丘で、君と出会えたら」
という映画をみました。この映画は、原作汐見夏衛の小説がSNSなどで話題となり成田洋一監督により映画化され2023年12月に公開された映画です。
映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』公式サイト|6.14(金)Blu-ray&DVD発売
この映画を先日初めて見たのですが、戦争当時の事、特攻隊とは何か、現代のご飯が満足に食べられる幸せな時代を作ってくれた方たちの生きた様をみる事ができ、小学生以上の子供たちと、是非親子で観てほしいと思いました。

INTRODUCTION】 
SNSを中心に「とにかく泣ける」と話題になり、累計発行部数100万部を突破した汐見夏衛によるベストセラー小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」(スターツ出版文庫)。
現代の女子高生・百合が、1945年の日本にタイムスリップし、そこで出会った彰にどんどん惹かれていくが、彼は特攻隊員だったーという、この世代を問わず泣ける原作が、NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」(22)を始め主演作が相次ぐ福原遥、「中学聖日記」(18/TBS)での鮮烈なデビュー後、話題作への出演が続く水上恒司をW主演に迎え、感動の映画化。
そして主題歌は、福山雅治による書下ろし新曲「想望」。壮大なバラードが映画のラストを彩る。
人を愛すること、大切に思うこと、共に生きること−− 。 今では当たり前のことが許されなかった時代に出会った、百合と彰。
2人の時を超えた愛が交差する、涙なくしては観られないラブストーリーがこの冬、誕生する−− 。             
                  
以上 松竹公式サイトより抜粋

今年2024年は、昭和20年(1945年)8月15日に第二次世界大戦が終戦し79年が経ちました。日本は東京大空襲や広島、長崎には原爆が投下され、大きな傷跡を負いました。

第二次世界大戦をわかりやすく解説!きっかけや原因、年表も紹介 - レキシル[Rekisiru]

私の両家の祖父母は現在父方の祖母が健在なのですが、現在90歳となりました。戦争当時は小学生低学年から中学年ぐらい、家族は7人兄弟の4女、9人の大家族でした。今ではこんな大家族なかなか出会えないですね。大家族だったので、一番上の兄弟とは歳が離れていて、ある程度の年齢になると働き家にお金を入れてくれていたと聞いています。祖母や他の小さい兄弟に何か買ってあげたりとてもかわいがってもらったようです。
そんな大家族に生まれた祖母ですが、戦争で家族を全員亡くし自分1人生き残ってしまいました。毎日電車で帰ってくることを願い、駅まで迎えにいったと聞きました。
私は小学生の子供がいますが、こんなに幼い子供を残して亡くなってしまったお父さん、お母さんの気持ちを考えると切なすぎて悲しすぎて言葉ではあらわしきれない気持ちになります。亡くなった兄弟もまだまだ色んなことを経験したり、色んな人と出会ったりまだまだ生きたかった。生き残った祖母は今でも早く兄弟やお父さんお母さんの所に早く逝きたいといっています。早く逢いたいと言っています。

「子どもに伝えていく」
自分を大切にし、家族や兄弟を思いやる事、隣の人を大切にする心は戦争を起こさない心を養う事に繋がると私は思っています。
言葉で伝える事も大切ですが、映画を通じて一緒に感じることも大切なことを学ぶきっかけになると思うので、ここでシェアさせていただきました。


                                           
                    



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