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ROOT SOULさん

ROOT SOULさんには99年?2000年?あたりには渋谷のTHE ROOMで出会っているので、おそらく今回のメンバーでは一番付き合いが古いアーティストさんになるかと思います。
(ROOT SOULの名付け親は本作の鍵盤/アレンジのSWING-Oさん)

古くはヒップホップバンド、ROCKAKONGS(ラカコングス)のベーシスト/トラックメイカーとしても自分が少しの間マネジメントさせてもらったこともありました。

ROCKAKONGS/MY SWEET DELOREAN

池田さんがアレンジ面で特に重要な役割を担っているKJM周りも含めですが、最近のROOT SOUL名義の作品も最高で、最新作「FREAKY POWER」も激ファンキー、土着的なグルーヴのものからコズミックなものまで、自分もDJでヘヴィーローテーションしています。

KYOTO JAZZ MASSIVE
/MESSAGE FROM A NEW DAWN
ROOT SOUL/FREAKY POWER

去年はフジロックの前夜祭でもかなりお客さんを沸かせたようですし、THE ROOM30周年のリキッドルームのステージも最高でした。

池田さんの根底にあるのはやはり「ファンク」。
本来はベースプレイヤーだけでなく、コンポーズ、アレンジ、プロデュースからエンジニアまでぜんぶご自身で手掛ける、まさに職人タイプの方なのですが、今回はそこをあえてベーシストとしてのオファー。贅沢なお願いをさせてもらいました。

特に「Blow Your Mind」は、
70年代のソウル/ファンクを現代の文脈でアップデートしている池田さんに、同様に70年代ソウルの影響が色濃いジャミロクワイの90年代の初期作を「プレイヤーとして」弾いてもらった、というのが個人的にはとてもエモいです。

池田さんはアースのフィリップ・ベイリーのグループ、フリーライフが原曲で、エディ・パルミエリのカバーでも知られる「Spirit Of Love」を、いまのダンスミュージックとして再解釈、アンセム化させましたが「Blow Your  Mind」も同様に現代にアップデートした聴かせ方ができたら本望だと思っています。

ということで、ブリブリだけどエグくなり過ぎない音色で、粒立ちがしっかりしたグルーヴなので、この曲は音量上げてベースを聴くとめちゃくちゃ気持ちいいです。
それにしてもリズム隊としてのみどりんと池田さんはほんとに相性いいですね。

「カフェインの女王」アナログリリースまで
残り3日。

明日はピアニスト、今回のアレンジャーでもあるSWING-Oさんのご紹介です。


ありがとうございます涙