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飲んで楽しもう、シャトー・ラグランジュのサードラベル「ル・オー・メドック・ド・ラグランジュ」

メドック格付け3級のシャトー・ラグランジュは、1982年にサントリーが買収しその後復興を遂げています。当時は、ファーストラベルのクオリティを上げるために質が十分でない葡萄を使ったセカンドラベルが作られていましたが、その後サードラベルも作られるようになりました。
サードラベルを作った理由はセカンドラベルとは別であり、そこに秘められたストーリーを紹介します。


シャトー・ラグランジュとは?

1982年にサントリーが買収したメドック格付け3級の伝統あるワイナリーです。サントリー買収以前は経営状況が悪くワインの質も悪かったのですが、買収後の積極的な投資で現在では非常に高い品質のワインとして復活しています。
詳しくは以下の記事で紹介しています。

近年のフランスワインの値上がり

2000年初期のボルドーやブルゴーニュの高級ワインは、1本あたり数十ドル〜数百ドル程度だったのに対し、2020年代には特に人気のある生産者のワインでは数千ドルに達するものもあります。
この価格上昇は特に高級ワインに顕著ですが、日常的なフランスワインの価格も緩やかに上昇していて、気候変動や国際的な需要の影響を強く受けています。

日常的に楽しめるように造られたサードラベル

シャトー・ラグランジュも例に漏れずに値上がりをしており、セカンドラベルの「レ・フィエフ・ド・ラグランジュ」でも1万円近い値段になっています。
この値上がりを背景に、当時ワインづくりを主導していた椎名氏により、より身近に親しめる日常的に飲めるワインとしてサードラベル「ル・オー・メドック・ド・ラグランジュ」が作られました。

皆で楽しんで飲むカジュアルな贈り物に

フォーマルではない日常的なプレゼントに、もらったらその場で開けて皆で楽しめるような、そんな贈り方ができるワインだと思います。

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