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結局は一打席づつの積み重ね
2023年07月05日のツイートより
凄くシンプルなことだけど、いつでも「ベストテイクを目指して演じる」ってことが大切だと思う。毎回、毎度。
これは演出家として思ったこと。さて、自分は俳優に「次がベストテイクだ!」と思って演じられるような環境を作れているだろうか、と。演出家も常に問われているのだ。こちらの気が散っているようでは俳優は集中できない。
いつもいつも、ベストを更新し続けることなんて
場をイメージして動く、感情の対象を把握する。
2022年のツイートより
今日は「場をイメージして動く」ことに関して。
僕は俳優に対してよく「何でもいいから動いてみて」ということを提案する。その提案を受けて、ハイそうですか、とスルスル動ける俳優もいれば、急にそないなこと言われましても、と困ってしまう俳優もいる。もちろん、動けばなんでもいいというわけでもないが、それでは、何が俳優自身にとって自由を感じられるいい動きであって、何がそうでないのだ
トリガー渓谷っていう山の話ではなくて
演劇公演において、どの程度カンパニー側がトリガー警告を発するべきか、ということについて悩んでいる。当分の間この問題と付き合っていくことになるんだろう。簡単な答えが出せるとは思っていないが、公演の度に、その都度「結論」が求められる話題でもあるのが悩ましいところだ。
ちょっと思い返してみよう。思うに「この作品には暴力についての描写があります」などという「警告」は僕が若い頃には見られなかったものだ。そ