自己紹介🍊

のどか（ビントウ）

2021年9月12日 17:06

1991年愛媛県出身、東京都在住。20代前半を韓国語と中国語学習に捧げる。中国現地でEC運営のインターンをしたことがきっかけでEC業界に。

■生い立ち

母＋私＋弟の3人家族、いわゆる母子家庭で育つ。今ではどうってことないけど、思春期の頃は父親がいる友達が羨ましくて仕方なかった・・涙

🏫

家族みんな野球が好きだった。私も第一試合から第四試合までぶっ続けで甲子園観戦できるくらいには熱中していた。

高校時代は迷わず野球部に入部し、マネージャーとして3年間を過ごす。
今となっては10代の体力があるうちにプレーヤーとしてスポーツしなかったことが大きな後悔になっている。

当時は「NARUTO」にもハマっており、朝になるまで二次創作サイトを巡回し、自分でもイラストを描いたりHTMLを組んだりしていた。

大学受験の頃は周りの同級生と比べて経済的な格差を感じてつらかった。経済的に県内の国立大以外の選択肢はなかったが、色々気にせず挑戦してみたかった。（結果はさておき）

■大学時代（寮生活）

現金5万円と布団、最低限の家電を持って寮生活スタート。入学とほぼ同時にアルバイト開始、以降卒業するまで続く自給自足生活の始まりであった。

18歳にして自ら生活費を調達しないといけない状況に泣いたが、周りの寮生はツワモノだらけだった。

１年間新聞配達でお金を貯めてから入学した友人、生活保護受給世帯で育った友人までおり、各家庭に金銭的な事情があっても子供たちの意思と学力があれば大学進学できる日本はいい国だと思えた。

■韓国へ交換留学

2008年の北京オリンピックやドキュメンタリー番組などの影響で中国の勢いに強い興味を持っており、必修の第二外国語では迷わず中国語を履修。声調あたりで即座に挫折し、以後大学卒業するまで勉強せず。

寮生活を送る中で韓国人留学生の友人ができ、それまで興味を持つこともなかった韓国語を勉強するように。順調に伸びてゆき、推薦学生枠で３年次に短期留学、４年次に交換留学に行くことに・・何があるかわからない・・

留学は本当に大切な思い出で、その国の言葉を知らなかったら生まれていなかったコミュニケーションや出会いの貴重さなど、たくさんのことを知った。
行動力や外国語学習の進め方といったあらゆる土台ができた時期だったと思う。

■東京を目指して就活

東京で就職しないと何も始まらないという思いから、バイトで貯めた20万円を使って愛媛⇄東京の往復をする。

夜行バスとカプセルホテルで節約をしたつもりが、そもそも情報収集が圧倒的に不足しており、行けばなんとかなる思考のまま停止していたなど、振り返ると反省点の方が多い。情報戦の時点で敗北していた。

当時は東京の治安を何ひとつ理解しておらず、滞在時の拠点は小岩。千葉（市川か船橋だった）からやってきたというお姉さんに「おねーさんも家出？」と話しかけられて、怖すぎてカプセルの中で号泣して、拠点を錦糸町に移す。（え）

■迷走の新卒時代

卒業後は念願の東京へ。

東京に住んでいる事実だけで満たされる美しい日々。西武池袋線沿いのワンルームの匂い、春。

ルミネやマルイなどの商業施設を知らずに生きてきたのでとりあえず109へ直行。なにを買えばいいか分からず帰る。当時池袋付近に住んでたのに郊外のニトリ行ったり、有楽町の無印良品に行ったり、それ全部池袋で済むよ！って教えてあげたい。

■キャリアチェンジしたい（中国、そしてインターネット）

新卒のキャリアはオフィス機器の法人営業からスタートするも、打ち込みどころが分からないまま時間が過ぎていた。

営業担当先がIT業界だったこともあり、自然とWEB、IT業界への転職（軌道修正するなら今しかないとかなり焦っていた）を目指すようになる。

また、同時に中国への興味はずっと持っていて、中国留学に行きたいとも思うように。そうすれば、IT業界かつ中国市場と関わる仕事ができるのでは？と考えていた。この頃は大学時代に諦めた中国語学習を独学でやり直して、HSK6級まで取得した。なんだかんだモチベーションあるうちに勉強するのが一番の正攻法だと思う。

また、この頃交換留学でできた恋人に会うために2ヶ月に1回韓国に行っていた。エアプサン、切ない。

新卒1〜2年目は東京で沢山の友達ができた。今まで出会ってこなかったアグレッシブな友人が多く、18~22歳のスポンジみたいな時期にどんな環境で過ごすかはその後の人生を決めてしまうんだと思い、勝手に落ち込んでいた。

新卒の会社を退職後、渡航資金を貯め、wantedly経由で北京現地でのEC運営インターンに応募。1年の予定でMビザを取得し、渡航が決まる。

■念願の北京生活

はじめてECサイトの運営やSNSの運用に携わることができ、充実感の中でCVRやCTRなどの中国語を覚えた。ただし日常会話はままならず、携帯の契約も付き添いが必要なレベル。

数ヶ月すると冷や汗をかきながらも中国人スタッフに案件概要を説明するなど、自力で生活できるくらいのレベルになった。

韓国語の時もそうだったけど、話してるうちに「あれ、私今無意識で話してたな？！」というブレイクスルーポイントみたいなのがある。

ちなみに滞在していたのは北京市ではあったけど環状線の何重も外側にある南六環という渋いエリアだった。一時期お湯が出なくなって、電気ポットの熱湯を水で薄めてシャワーをしたことがあるくらいの過酷環境で、今なら無理としか言えない。

ビザの期限である1年が近づき、日本でのキャリアチェンジに挑戦すべく転職活動開始。

北京からオンライン面接を行い、いくつかの最終面接は帰国してから行うことになった。

最終面接まで進んでるとはいえ帰国後は不安が大きかった。理想の方向に決まらなかったら次のチャンスが来るまでは書店でバイトをして繋ごうと覚悟を決めていた。（いつかやってみたい）

良かったことは、内定出るまでの1ヶ月半ほど、愛媛で再び家族と生活ができたこと。銀行員となった弟も当時は家から通える距離の支店に勤めていて、本当に貴重な時間だった・・

内定が出て、再び東京へ。

■六本木ヒルズと東京タワー

天猫国際（中国越境EC）運営担当としてキャリアを再スタート。侘しい北京の郊外から、六本木ヒルズが勤務先となり、その落差がちょっと信じられなかった。

貯金０からのスタートだったので（毎回ギリギリすぎ）目黒でシェアハウス生活。土地柄、ITベンチャー勤めの女の子が多くて本当にたのしかった。

天猫国際の運営では上海のパートナー企業とのやりとりが多くて中国語は日常的に使っていた。API連携の仕様決めや開発環境でのテストも経験して、毎日が勉強の時期だった。

独身の日に予期せぬ国際便発送（2,000件）が発生し、神奈川のロジセンターまで駆けつけて作業完了したときは文字通り泣いた。

後に撤退が決まり、国内ECに異動となる。開発チームに配属となり、より深くECサイトの裏側や仕組みを知ることができ、自分の好きと得意がより明確になってきた。

2018年に新規のサブスクリプションサービスの立ち上げでPM担当（社内での名称はプランナー）となり、プロダクト作りを経験した。やりがいがあって、会社に行くのが楽しみで、家でも勝手に勉強する、こんな感覚を手にすることができて幸せだった。大きなバグも遅延もなくリリースでき、チーム全体の心理的安全性もばっちりだった。

このあたりから新規フェーズの案件にアサインされることが多くなる。しかし既存サービスに関わるとテスト項目の漏れを頻発したりと綿密さに弱い自分に気づいた。

同時にTwitterをはじめて、中国のEC事情のキャッチアップをしたりと、やはり中国市場と交差する部分の仕事を増やしていきたいとも思うように。

noteで中国のEC事情に関する情報を書いていたこともあって記事媒体のお仕事や相談を頂く機会があり、20代のうちに会社に属さない働き方を経験しておきたい思いも重なって退職を決める。

そして、退職と同時にwithコロナの時代到来。

タイミングやばすぎて泣く。（冗談抜きで眠れないほど不安定になってしまった。）

退職したら毎月中国に足を運ぼうと思っていたものの、2019年末から一度も行けず。笑

■20代のうちに経験したかったフリーランス

フリーランスとしてChinaCosmeticLabにて記事寄稿やセミナーでのスピーカー、newn社にて共同購入アプリの立ち上げと運営を経験。

同年代のフリーランス仲間と知り合うことができたし、newnの皆さんのプロダクトとユーザーに真摯に向き合う姿勢は今もよく思い出すというか、自分の中でずっと大きな刺激になっている。

2020年の新しい挑戦としては、漫画を描き始めた。リモートワークは寂しいけど、時間ができたのはよかったなぁ。

可愛い中国語の参考書が欲しかった過去の自分に向けて。

中国語の補語がわかる4コマ

頻出！結果補語のハオ#コルクラボマンガ専科 pic.twitter.com/ZNAxOh2wFZ
— Nodoka Hyodo (@bing_tou) August 10, 2020

■法人設立 & 入籍

一言も出てこなかったが、2017年に東京で出会い2018年から同棲していた中国河南省出身の彼がいる。彼が主に行っていたOEM事業の規模が大きくなり、2021年からはフロント運営部分などで私も本格的に携わるように。かなり伸びてきたタイミングで5月に法人化。

現在は主に中国の工場と協力しながら商品開発を行い、日本のECプラットフォームで販売とブランド化を進めています。今まではECサイトそのもののインターフェースの差異（主に日本と中国）に興味があったけど、今は完全に商品そのもののストーリー性、組み立て方の違いに興味がある。

法人化したからにはビジョンや心意気..と思いつつ、目の前に広がる注文やオペレーションの拡大についていけず、2021年は本当にあっという間に時間がすぎた。

追記：その後、2022年にブランドを譲渡しました。

SNSもご無沙汰気味で、ほとんど緊急事態宣言下だったこともあり、ふらっとお酒を飲みにいくストレス発散もできずで、ちょっとペース崩しがちな時もあったなぁ。今も課題。

本当は法人設立と同時に入籍もDONEしておめでたい感じにしたかったのだけど、書類不備により窓口で断られる事件発生。毎日いろんな人の対応をしてるはずであろう窓口の男性が私たち以上に申し訳なさそうで、とても優しい方だった・・

翌月、縁起が良さそうな日に再提出。中国から必要書類取り寄せたらソッコーで届いて、人は往来できないのに皮肉だと思った。笑　夏には配偶者ビザ（就労制限なし）も取得し、会社運営の面でも安心材料になった。

今後やりたいこと

今後やりたいこととして、細かいことはこの辺り。

・英語を勉強する（毎年言ってる）
・再び韓国に関わりたい（特に、仕事で）
・絵を習う（デッサンもしくは水彩画）

大きめなことは以下。

・生活の拠点を国外に移す
・大学院で修士論文を書く

お互いの母国である日本・中国に拘らず、生活基盤を国外に移しながら事業、家庭を育てることができないか、いろいろ探っているところです。

そして、今後もたくさんの人と関わりながら、新しい発見をシェアしつつ、豊かに過ごせたらいいなと思っています。

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