中国語と韓国語のどちらから勉強するべき?
ビントウ(@bing_tou)です。
今回のテーマは「中国語と韓国語のどちらから勉強するべきか」です。
・中国語と韓国語の両方を勉強していて混乱している人
・これから中国語or韓国語のどちらかを勉強しようと思っている人
・単純に中国語と韓国語の勉強における違いが知りたい
これらに当てはまる方の参考になれば幸いです。
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1. 「韓国語」で外国語学習のやり方を学ぶ
結論から言うと、まずは初学者でも勉強しやすい方からはじめて「外国語学習のやり方」自体を学びましょう。
その観点から、私は「韓国語」から学習することをオススメします。
既に中国語を学習している方も、参考程度にご覧ください。
私が考える理由を以下に絞って説明いたします。
・ハングルがとにかく合理的で学びやすい
・文法(語順)が日本語ととにかく似ている
・単語の7割が漢字語である
・発音練習が中国語学習でも活きてくる
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■ハングルがとにかく合理的で学びやすい
韓国語を勉強するにあたって「ハングルを読む」は必須事項ですが、ハングルはとにかく合理的で覚えやすい素晴らしい文字です。
全ての文字が「母音」と「子音」のパーツの組み合わせからできています。
簡単な例を・・
子音「k」を表すパーツ「ㄱ」+母音「a」を表すパーツ「ㅏ」= 가 (ka)
子音「s」を表すパーツ「ㅅ」+母音「u」を表すパーツ「ㅜ」= 수(su)
これで・・・・歌手(가수/カス)の出来上がり!
これの法則を知っただけでも、街中にある看板が少し読めちゃいそうですよね?
■文法(語順)が日本語ととにかく似ている
ご存知の方も多いと思いますが、基本的に語順が日本語と一緒です。
例)
日本語:今日は友達とご飯を食べます
韓国語:今日(오늘) は(은) 友達(친구) と(랑) ご飯(밥) を(을) 食べます(먹어요)
「韓国語らしい表現」で言い回すのが難しかったりはするのですが、これは英語や中国語の語順でつまづいた人にとっては朗報です。
敬語表現もありますが、日本語話者であればかなり理解しやすいです。
■単語の7割が漢字語である
実は韓国語の語彙の7割は漢字語だと言われています。表記こそハングルですが、実際は日本語でも使われている漢字にハングルの音を当てている単語が多いのです。
「マッサージ三十分無料は韓国語でも同じらしいぞ!!!」と言う話を聞くことがありますが、そもそも同じ漢字なので発音も当然似ています。
そのため日本語の語彙をハングル読みすれば伝わることが多く、それぞれの漢字のハングル読みさえ身につければ幅広く応用が利きます。
■発音練習が中国語学習でも活きてくる
私は韓国語の発音練習は中国語の発音練習にも繋がると考えます。
韓国語には「あ」の形で「お」と発音する、「い」の形で「う」と発音する、など日本語にはない発音があるのですが、中国語の発音+声調練習と比べれば取っつきやすいです。
中国語の xi なども日本語のシと比べると口をかなり横に引きますが、この形は韓国語の 으,스 などとも似ています。
そして、まずは日本語にはない音を発音「できている」感覚を掴むことが自信にも繋がります。こうした体験や経験はのちの中国語の発音練習でも支えとなります。
2. まずはTOPIK「4級」を目指そう
ここまで韓国語から勉強するメリットを述べましたが、まずは3ヶ月〜6ヶ月かけてTOPIK「4級」取得することを目標にするといいと思います。(ハングル検定3級でも可)
そして、4級を取るまでは韓国語に注力してください。
4級は短期集中で一気に取れる&基礎をちゃんと抑えているメリットがあるのですが、ここに到達する前に放置してしまうとまたやり直しになってしまいます。すごく勿体無いです。
4級の基礎ができてからは中国語に移ってもいいですし、そのまま韓国語を極めるもOKです。
3. 6級に到達しやすいのは「HSK(中国語)」
TOPIK4級までとれば中国語に移ってもいいと述べましたが、私はむしろ移った方がいいと思っています。
何故なら韓国語(TOPIK)は中級以降が難しいから。
中国語ははじめこそ基礎固めに難航しますが、そこから6級までは基本的に+αの語彙力を増やしていけば到達可能です。
私のイメージになってしまうのですが、中国に1年程留学に行く人はHSK6級を確実に取って来ますが、TOPIK6級は留学経験者でも取れないことがあるイメージです。なので、韓国語で語学学習の「型」を覚えたあとは中国語に挑戦してみてもいいと思います。
4. 「中国語」でつまづいている人へのアドバイス
先ほど述べたように中国語ははじめがシンドイですが(漢字で意味が分かっても読めない=聞けない単語が多すぎる)、そこを越えてフローに入ると伸びやすいです。
外国語学習の「型」を知らずに裸で臨むと挫折する可能性が高いですが、すごく勿体無いので、韓国語にも興味がある場合はまずは韓国語で「型」を学ぶのもありです。
私は一度中国語で挫折し、韓国語でコツを掴み、中国語を習得しています。遠回りに見えますが、長い目で見ると「近道」になる可能性もあるのです。
まとめ
今回は韓国語から学ぶことをオススメしました。
とは言え中国語、韓国語は相互に繋がり合っています。
どちらの言語もいかに「フロー」に入れるかが勝負。そのためには外国語学習の「小さな成功体験」を積むことが鍵となるので、戦略的に学んでいきましょう✊
ここまで読んでいただきありがとうございました!
Twitter:@bing_tou
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