「嫌になることをやらなきゃ結果は出ないですよ」
約5年前の過去のブログ記事を再編集してお届けします。
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先日、幻冬舎 社長の見城徹氏がTV出演されていました。
・みんなの意見を聞いたらダメなんだよ。
・リスクは全て自分で背負う。
・「極端なものを出そうよ」
・「嫌になることをやらなきゃ結果は出ないですよ」
・圧倒的努力とは「出来る・出来ない」ではない。「やるか・やらないか」
こういう
一見すると
厳しめの言葉に励まされる
今日この頃(笑)
「嫌になることをやらなきゃ結果は出ないですよ」
誰かがやらなければならないことを
誰かが担ってくれているから
世界はまわっているんですよね。
誰かがその嫌になるくらいやりきったことが
私たちの生活を便利に豊かにしてくれているのも事実。
逆に言うと、自分がラクだなと感じるということは
自分以外の誰かが、あるいはサービスやモノが
たいへんな部分を担ってくれているからなんですよね。
この「嫌になることをやらないと結果は出ない」というのは、
嫌になるほどやりきったことのある突き抜けた人、
精神力が強い人、忍耐力がある人、
やり抜く力(グリット)がある方だからこそ
出てくる言葉だと思います。
仕事以外のことにも置き換えられるような気がします。
昨今、
「好きなことをしよう」
という風潮がありますが
ショートカットで
必ずしも
好きなこと、楽しいことに
結び付けなくても
いいような気がするんですよね。
「好き」とか「楽しい」を
凌駕している人もいると思いますし、
世の中全ての人が
好きなこと、楽しいことに
重きを置いているとは限らないから。
たいへんだなと感じる中にも
この部分はちょっと好きだなと
感じることもあったり、
好きだなと思う中にも
この部分は、しんどいなと感じることもあったり、
好きとか嫌いというのは感情なので、
変わっていきますし
表裏一体のところがあります。
そして、
嫌になるというのは、
結果が出始める少し手前の
プロセス(過程)だと思うんですよね。
ですから、
嫌になるくらい自分ができてしまうこと
途中で投げ出したくなったけど、やりきったこと、
自己嫌悪に陥りながらも、なんとかやり終えたことの結果は
時間差で現れることと思います。
自分ができないこと、
難しいなと感じることは
それが誰かの役割(仕事)になっていくので、
自分だったら、どの部分が担えるのかを
考えてみると良いかもしれません。
自然とやってしまっていること、
あえて人に言っていないけど長い間続けていることに
ヒントが隠されているかも?
運動選手がトレーニングのために
体に負荷を与えて鍛えるのと同様、
ある程度の負荷を自分に与えるくらいが
ちょうど良いのでしょうね。
そう、日々の習慣も大切ですね。
見城さんの重みのある言葉を
自分流に解釈してみました。
仕事や人生のヒントが詰まっている
林真理子さんとの共著もおすすめです。