5%Gardenが提案する「豊かな暮らし」〜2023年1月7-9日 BIKAS COFFEE江戸川橋にてPopUp開催決定!
BIKAS COFFEEでは、自分の好きなことやありたい姿に気が付いたヒトのアクションを通じて、身近な誰かを喜ばせることから、社会への貢献性を高めていくことができると考えています。
そんな、自分なりの形で進める小さなアクションを認め、促していくBIKAS COFFEEの実店舗は、ただのコーヒー屋さんではなく「GLOBALACTION」を開発する場所。
「GLOBALACTION」を通じて関わる、ヒト・モノ・コトに触れる中で自分の「好き」にきづき、新たなアクションを起こす、そうして関係人口を増やしていくことこそが私たちのMISSIONでもあります。
2023年一発目の週末イベントでアクションを起こすのは石井隆真(タカマサ)くん率いる5%Gardenの皆さん。
今回は代表の隆真くんに、コミュニティマネージャー加納が詳しくお話を聞きました。
BIKAS COFFEEでかつて一日店長も務めたりと親交のある新村明音さんの紹介で出会った隆真くんは、代々続く造園業の次期3代目。現在24歳である彼は「5%Garden」の活動を2022年10月から始動、日々奔走しています。
中学時代は文房具好きだった
「気仙沼で父が開催した、被災地にボランティアで桜の木を植えるイベントに参加して、植物を通じたコミュニティ形成の面白さに気がつきました。その時、造園業に関わってみようかなと思ったんですよ。造園業を立ち上げた祖父が庭先に持っていた1000鉢を超える盆栽に、よくお手伝いで水かけとかもしていたことも影響しているかもしれません。」
小学校6年生の時に受験した中高一貫校は、エスカレーターで行けば90%以上の生徒がそのまま付属の大学に行ける学校。大学卒業後は大企業で働く自分も想像できていました。
「小学生の頃から塾でしか使えないボールペン・シャーペンのデザインが大好きで、塾用の筆箱が魅力的で面白いと思っていました。なので将来はuniとかTombowとかに入ってシャーペンの設計や、デザインをしてみたいと思っていましたね。幼い頃から、デザインされたものに興味がありました。」
ただ単純に庭を作るのではなく、使う情景を提案することで、新しい価値を届ける
気仙沼での体験から、造園を学びたいと思い東京農業大学に進学。
卒業後に静岡県の「師匠」のもとで一年半修行を積む中での経験と違和感がのちの5%Garden構想を生み出します。
「静岡ではマンツーマンでさまざまなことを教えてもらいました。楽しかったが、めちゃくちゃ忙しかった。
庭を作る職人はどの方も本当に素晴らしい技術を持っているため、比較するところがデザインや値段というところしかないんです。
”「庭を使って暮らす」ことが僕が考えている本当の目的であるはずなのに、今は「庭を作る」ことが自分の中の目的になっているのではないだろうか。”と違和感を覚えました。
修行期間中、早めに仕事が終わった日には、親方の木を剪定しながら積ませてもらった花を近所の人に届けることなどを通して地域との関わりを持つことができていて、そこで喜ばれた体験が今の5%Gardenの前提にあります。修行中でも夜中に電話で語らった佐藤(5%Gardenメンバー)とは、大人になったら花屋とコーヒーとアトリエ兼打ち合わせスペースが一体になった一軒家を買う構想もありました。」
名付けて、「秘密の花園構想」。お庭だけを作るのではなく、お庭を眺める住環境を提案したい。これを実現することで新たな価値を見出してゆくのが5%Gardenです。1年半の修行を終えすぐに5%Gardenとしての活動をスタートしました。
「5%Garden」は生活の中の5%を豊かなものに変えるクリエイティブ集団
「剪定枝と一緒に作った花束、というだけでこの花束一つが「庭を想起させ、庭とつながる花束」になる。こうなったときに、しんさん(フローリスト・5%Gardenメンバー)が作った花束は世の中の花屋が作る花屋と明確な差が生まれるのではないかと思っています。」
ちなみにここで登場した「しんさん」こと新村明音さんが今回BIKAS COFFEEと隆真くんを繋げてくれたキューピッド。繋がって一緒にイベントを開催することになって本当に良かった。明音ちゃんありがとう!
「壁に飾るポスター、普段淹れるコーヒー、普段使うバック・洋服。この世にたくさんのモノにあふれています。その中で、身の回りのモノが自分たちの納得行く形で5%でも変わって行くことが、僕たちの中でのミッションであり、真の意味での5%Gardenとなり得るのではないかと考えています。
強制することもないけど、いいなと思ってくれたら、もしくは僕らのコンセプトが面白いなと思ったら、プロダクトを買ってくれるかもしれない。自分の納得いくものが生活の中の5%を埋めることができたら、任務達成な気がします。」
リーダーというポジションに育てられる日々
今一番いいメンバーが揃っていると胸を張る隆真くん。法人化はしていないものの、メンバーのモチベーションの保ち方を試行錯誤する中で経営学やマネジメントに対しての学びにもつながっているそう。
「自分は、メンバーを適材適所に役割分担して各々が責任を持って仕事をする環境づくりを目指しています。この人とこの人を合わせたらどんなことになるんだろうと考えたりします。一方で顔色を窺いすぎるところもあります。メンバーにはもっとどんとしろと言われる。まあそれも聞つつ流しつつ、これが俺なんだぜと思いながらやっています笑」
3代目を継ぐまでのあと数年が勝負
「人生は人喜ばせ合戦だ、と言うのが一つのテーマですね。相手はもちろん、自分も喜ばせる。
お金、利益、名声など形として現れてくるものを求めているわけではなく、豊かな生活という決して定型化されておらず、目に見えないもの突き詰めていくことが面白いと思っています。
共感してくれた人が喜んでくれることが自分のゴールですね。相手を喜ばせるために庭を作っています。」
自分が好きな庭で、自分が好きな過ごし方を提案し、相手を喜ばせることに尽くす。そんな彼らの空間をBIKAS COFFEEで体感できる日が待ち遠しくて仕方ありません!!
「1月7-8日のBIKAS COFFEEでのイベントでは、植物でBIKAS COFFEEを埋め尽くして、今までにないBIKAS COFFEEのすがたへとBIKAS(発展)させていきたいです!」
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