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人生の分岐点てなんども来る

私が離婚を考えて家を出たときに、今まで歩んできた人生の道が大きく別れて離れていく大きな音が聞こえた気がした。

誰に遠慮せずに自分らしく生きていこうと決めたその時から世界が変わって見えた。昨日と違う空気、景色の色も違って見えた。

私の何かが変わっても、世の中は何の変化もないのだけれど、自分の世界はその日を境に大きく変化しました。

人は大なり小なりいつもイェス、ノー、右左、上下、やるやらないなど二者選択をして生きてきている・・・様に見えるけど、実は全て生まれた時から決まっているようです。

あっちにしておけば良かったと思うことがあるかもしれないけど、最初に戻っても、あっちにはしていないんです。もう、こっちを選ぶことが決まっているから。

そんなことが事実なら、人生はつまらないじゃないですかというかも知れないけど、つまらなくないでしょ?なぜなら、決まっているのが、どっちかが自分では分からないから(笑)

たとえばどうなるかが決まっていたにしてもそこまでは一生懸命頑張る。結果がどうかよりその過程が大事ということですね。

次の分岐点はそれまで14年間務めた会社を辞めて起業を決めたことです。

14年の間に福岡に営業所を持つ商社で中間管理職までなり、社内のことは全て把握した立場で、1から新たなことを始めることはやはり悩みましたが、このままの生活であと10年過ごすことに夢とか期待が持てない自分がいたので、本当に「えい!」っという感じで退職を決断したのですが、、、、、、そうですね、やっぱりそうするしかなかったと思います。

でもですね、なめちゃいけないですね。起業するってこと。看板だしてホームページ作ったらお客さんが来るとか、そんなに毎日忙しくしたくないとか、今思えば「何言っちゃってんの?」って思うんですが、知らないことの強さといいますか、無知の怖さですね。

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そんな時でもやはり「判断に迫られる」ことがいろいろ起こるんです。こんな状況で何をしたらいいのか、何もしない方がいいのか?ある恩師には収入を得ることにフォーカスしないで、人に喜ばれることにフォーカスしなさいと言われました。確かに人に喜んでもらうからこそお金を得られるのですが、もうそんな悠長なことを言っていられないほど切羽詰まった状態で早々に収入を得たいと恩師の言葉を無視した形にはなりましたが、マーケティングの塾を行っている人に出会い入塾することになりました。

「お金が無いからできない」のではなく「お金が無いからやる!」

その時は本当に崖っぷちでした。何をしてそんな状態になったのか?いえ、何もしなかったから、そんな状態になってしまったんです。正しくは何も出来なかったから、何をしたらいいのか分からなかったからです。

マーケティングを学んで、やることが分かった私は本当に羽が生えたかのように見る見る売り上げを上げて生き生きした自分に自信もついて、さらに色々なスキルを身につけて同じ職業の方にマーケティングを教えるようにまでなりました。

新規がバンバン来るような地域でもなかったこともあり、初回からリピートそして継続へと繋ぐ、それから物販の売り上げも順調に売れて、高額商品を難なく売ると言われる様になると、調子に乗ってしまうんですね。これがまた。

更なるものがやりたくなるのは、生まれ持った性分なのか?いえ、これも決められた運命の分かれ道。分岐点なんですね。

私は横浜にサロンを移して協会事業を立ち上げる!と意気揚々に行動するのですが、学んでいる様で学ばない私はまた崖っぷちに追い込まれるのです。

そのころ知り合いに紹介してもらった方位学の女性にこの日に移転するようにと言われたのは2か月も日がない状態で、バタバタとその地域のリサーチもせずに方位がいいからと言われ決めてしまったその地域とは、とんでもないところでした(笑)いえ、笑い事ではないのですがホントにとんでもなく今ではいい話のネタになります。

コンサルやセミナーは順調でしたが、サロンとして女性が来るような場所ではなく、得意なポスティングも高級マンション群ではままならない状態でした。そんなある雨の降る日、店舗に置き散らしのお願いをした日のその夜中に「辞めた!」と決断。そこから自宅に戻り、自宅サロン開業することになりました。

ありがといことに、横浜に行っても既存のお客様が横浜に来てくださり、自宅でサロンを始めても「また近くなって良かった」と言って、呆れずに通って下さいました。そのまま自宅サロンを続けることになるかと思ってはいませんでした。なぜなら自宅は駅までが遠く、横浜までよりは近いけど、駅から歩いて20分はやはり遠いです。

それで約1年、自宅サロンを経験して今の駅から徒歩3分の場所にサロンを移すことになりました。この山と谷の激しい流れはなぜ起きたのか?

すべて基本的に勉強不足なことなんですが、この体験はきっと人の役に立つことなんではないかと思うんですよね。起業したい人に「始める前にこんなこと準備しておいた方がいいですよ。」とか「それをするのはまずこれをしてからの方がいいですよ。なぜならね・・」とアドバイス出来るんです。





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