希釈用飲料販売をするのに必要なこと。
こんにちは。ビジパ交流会in広島(仮)の管理人です。
広島でビジネスパーソンの交流会を開催しています。交流会の利点の1つとして、ビジパの方が集まることで様々な情報が集まることだと思います!
本日はビジパ交流会の参加者の方(はい、私のことです。)でクラフトジンジャーコーラシロップを販売している方がいらっしゃったので、販売開始するまでの過程を聞いてみました!(自問自答です!笑)
家で使っている自家製クラフトコーラシロップを、マルシェで売ろうとしてたら、妻に『それ、大丈夫なん?』と言われ、調べたら全然大丈夫じゃなかったので、飲料品を販売するのに必要なことを書いてみたいと思います。
※危うく法律違反するところでした。妻に感謝。
鉄則その①
なんの許可もない場所で作ったものは売ってはいけない。
飲料販売(お酒などは含まない。)するには、2つの許可制度について知っておく必要があります。
1つ目は、私のクラフトコーラ販売で関係もしている『清涼飲料水製造業の許可』です。
瓶、缶、ペットボトルなどに充填(じゅうてん)された完成品を売る場合は、この清涼飲料水製造業を許可された施設で生産される必要があります。
なのでその施設を自身で保有していない場合は、許可を持った施設を保有している人もしくは会社さんに製造委託する必要があります。
委託する会社で、最低ロットが違ったり、そもそも請け負ってくれるか問題が発生するので、商売の規模が小さい時期は条件の合う委託先を見つけるのに苦労します。
ちなみに、マルシェでクラフトコーラ販売をしたときは、その場で希釈して販売しました。その場合は開催地域を管轄している保健所に申請書を出し、承認を受ける必要があります。
2つ目は、『飲食店の営業許可証』です。飲食店の営業許可があれば、その場で消費していただくことが前提となりますが、営業許可施設内で生産した飲料等を販売することが可能です。
飲料は気軽に家で作ることができますが、販売するには守らないといけないルールがあるので、下調べが必要です。
鉄則その②
商品名とパッケージデザイン
当たり前と思うが、意外と抜けちゃうのが、商品名とパッケージデザインです。
『クラフトコーラ』で売っても良かったんですが、ちょっと味気ないなと思い名前を考えて付けました。商品名はなかなか思いつかなくて頭よじれました。
そしてその名前を形・デザインにしてパッケージにするぞ!と意気込みましたが、そもそもどうやってデザインって作るんだろう?となったので、知り合いのデザイナーの方に頼んで作ってもらいました。
ここはフリーランスで活動しているデザイナーさんがいない場合は、クラウドソーシングサービスを選択肢に入りがちですが、デザインの打ち合わせやら、修正頼んだりとコミュニケーションの数が多くなるので、信頼できる人とに頼めるのがベストです。
企業に頼むと、個人で小さく始めるなら想定よりお金かかるのでおすすめしません。
鉄則その③
発注費用
そして最後やっぱりお金ですね。
製作費用(商品代、デザイン代、ラベル代 etc)がいくばくかかかるので、段取りしたけどお金ありませんでした。はまじでシャレにならないし、信用失うので避けたい事象です。
私の場合は、全部でだいたい15万円くらいかかりました。
製造委託してこの価格は破格です。
今、リブランディング中で、色々段取りしていますが、初期費用は35万円ほどになりそうなので、余裕見て50万円の資金は持っておくとよいかも知れません。
クラフトコーラ販売だけではなくて、商売を始めようと思っている人の役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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