セカンドキャリアのタイミングは突然に!
14年前にキャビンアテンダントを辞めた。
その時37歳。
2度目の死産を経験した。
出産のための長い入院生活が終わった後の出来事。
その時長女は6歳。
2週間後に入学式を控えていた。
正直、産休・育休でしばらく仕事を休みたかった。
それほど、子供を置いてのフライト生活に疲れていて、
妊娠は、その生活から逃れるための手段だったのかも。
神様は、よくわかってる。
その場限りの逃避は、根本的な解決にならない。
私を立ち止まらせて、気付かせるために、
二度も試練をくださった。
そこまで辛い経験をして、やっと決断できた。
「退職しよう!」
今、目の前いる、私たちの元に生まれてきてくれた
愛する我が子との時間を大切にしよう!
そこから復帰の期限までの数か月、
夫を説得し続けた。
なぜなら夫は辞めることに大反対だった。
理由はいろいろあるけれど、経済的な理由が大きかった。
将来設計の中で、私は共働きを選んでいた。
子供も小学校から私立に入学する予定。
私が辞めたらきっと経済的に厳しいだろう。
その頃は、本当に夫婦喧嘩が絶えなかった。
この生活をどうにかしたかった。
それには私の中で、退職以外考えられなかった。
何度も何度も話し合い、やっと退職することを
許してくれた。
辞めさせてもらう条件として、私は夫に約束したことがある。
辞めたいという気持ちが勝り、とんでもない約束をしてしまって
後から大後悔なんですが。。。
・家事は家にいる私が全部やります!
→家事のことで不満を言うと、しばらくは「やるって言ったよね」
と言われた😢
・会社員時代と同じだけ稼ぎます!
→何の保証もないのに、断言だけしちゃった(・_・;)
こんな風にお話すると、未来は不安ばかりのようですが、
私は、子供と一緒にいられる幸福感と、
自宅で過ごせる安心感でいっぱいで、
何ひとつ不安がなく、未来に希望しかなかった!!
というのも、辞めたかった仕事を手放したことの嬉しさに
勝るものがなかった。
「辞めさせてくれてありがとう!!!!」という気持ちのみ。
その後の仕事?
決まってないよ。
何も考えてなかったけど、あの精神的に辛い仕事ができたんだから
あれ以上はないから、何でもできると思った。
そういう意味で、余裕。
なんとかなるさ~
キャビンアテンダントという仕事。
素晴らしい仕事だと思う。
たくさんの経験をさせてもらった。
その仕事を手放すと、失うものもたくさんあった。
でも、それを手放した時から私の人生が動き出した。
手放すと新たなものが入ってくるという初めての経験。
新たな人生については次回に続く♪
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