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その行動は、浪費か、投資か?2

こんにちは、のぐです。今回の書籍は、藤野英人さんの「投資家みたいに生きろ」です。本記事は前回ご紹介した、前編: 思考編の後編であり、習慣編です。後編の内容をざっとA4にまとめてみました。

前編: 思考編のリンク https://note.com/bigshiny/n/n207211e5b6e1

後編に入る前に前編の内容を簡単におさらいします。ズバリこの本の結論は

《投資家とは、日常から「その行動は、浪費か、投資か?」と自分に働きかけ、長期的に見てリスクを下げる努力をしつつ、良きタイミングで挑む人のこと》

であり、日常の「思考」や「習慣」をアップデートすれば誰でも投資家になれるということです。また、

投資とはエネルギーを投入して、未来からのお返しをいただく行為

であり、ここでエネルギーとは主体性✖︎時間✖︎お金✖︎決断✖︎運で、未来からのお返しとは目に見える資産✖︎目に見えない資産✖︎明るい未来で構成されます。本記事の後編では、投資家マインドを踏まえながら、未来からのお返しを頂くためのエネルギーの使い方をご紹介します。繰り返しなりますが「投資家マインド」というのは「日常から「その行動は、浪費か、投資か?」と自分に働きかけ、リスクを下げる努力をしつつ、良きタイミングで挑む」という心構えのことです。

投資家みたいに生きるための習慣

全ての行為の前に「これって投資?それとも浪費?」と自問自答

前編で、投資の定義について確認したのちに、この言葉を再認識すると新しい次元に昇華した気持ちになることだと思います。本記事はこの言葉を軸にお話を進めていきます。ずっと頭の片隅に入れておいてください。

「複利の力」年3%の利子で100万円を預けた。25年後には?

これは100万円 × 0.03 × 25 = 75万円の利得ではなく、100万円 × (0.03 ^ 25) = 109万円の利得となり、倍以上の金額が返ってきます。ここから言えることは、投資は日常に「小さな差」をつけて日々を大切に生きれば、将来的に「圧倒的な差」に繋がる、まさに塵も積もれば山となる精神が大切だということです。

3つのルール

筆者の方は、投資の際に3つのルールを設けるとよいと仰っています。そのルールとは以下のものです。

ルール1: お金をかけなくてもよい(ベンチャー精神)

ルール2: 三日坊主上等(脱サンクコスト)

ルール3: プロセスを楽しむ(手段を目的に)

どれも心がけしまえば、技術的に特段難しいことではないと思います。自分や周りのものに投資して大きなリターンを得るには心次第といえそうです。ここでサンクコストとは、「今までエネルギーを注いできたものから特別リターンが得られていないにも関わらず、そのままエネルギーを注ぎ続けて膨らんでしまうコスト」のことです。例えばカジノなどの賭博がわかりやすいでしょう。「今までこれだけのお金を注いできたのだから、負け続けても次は勝てるに違いない」と考えて、その次のお金も失ってしまうコストのことです。そうなるくらいなら、三日坊主上等で早いところ切り上げようという意図がrule2に込められています。(脱サンクコスト)

投資家流インプット

何かをインプットするとき心がけることは次の2つ!

壱: 一次情報を大切にする

弐: アンテナを張り巡らす。なんでも試す。

最近、マンガ「鬼滅の刃」にハマっているので、それにちなんで漢数字にしてみました。笑

余談はさておき、壱:「一次情報を大切にする」というのは「現場に触れる」と同義です。日常、開発に携わりオフィスから出る機会が少ない方は、一度、現場の生産ラインに足を運んでみていかがでしょうか。新しい視点が見えるかもしれません。一方で、弐:「なんでも試す」ということも重要なことだと筆者の方は仰っています。マーケティングを担当している方はポケモンGoをダウンロードしましたか?最先端テクノロジー(ここでは、具体的に拡張現実AR)を用いたマーケティングが自分の手で体験できます。

投資家流アウトプット

インプットしたものは100%アウトプットせよ、と書かれていました。その通りだと信じて今、この記事を作成中です。皆さんが一つでも多くの学びが得られますように、それと自分のインプットが少しでも身になりますように、その2つの願いで私のnoteは一枚一枚書かれています。

投資家流タイムマネジメント

筆者の方は時間の使い方について以下のように仰っています。

「どんな体験もムダにはならない」

その根拠として、社会の全ての要素がマーケットを動かしているから。前編の「お金」の節でもお話しした通り、全ての消費活動は応援活動となっているという見方があります。そのような視点に立ち、どんな体験もムダにはしてはいけない。これが投資家流タイムマネジメントだということです。


この本にはまだまだ続きがあるのですが、本記事はまとまりを重視するために、ここまでの内容とさせていただきます。ここまでは、投資家マインドを心得たエネルギーの使い方をご紹介してきましたが、この続きの内容として、投資家マインドを心得た資産の増やし方が書かれています。ここまでの内容が、「なるべくリスクを下げてエネルギーを投入する」といった視点から広がったものだとすれば、続きは「未来からのお返しを最大にする」といった視点で書かれた内容となっています。ぜひ、気になった方は読んでみてください。後悔のない自己投資になるはずです!

最後に、もう一度、この記事のタイトルをご覧に入れて、締めさせていただきます。

その行動は、浪費か、投資か?


ここまで本記事を読んでくださった皆さまに感謝申し上げます。またの出会いを楽しみにしております。


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