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抑鬱リアリズム理論VS幸福の科学

抑鬱リアリズム理論という言葉があるらしいということを、俺はこの人のツイートで知った。

まぁこのツイートどおりの理論なわけだが、要するに不幸な方が人間の本当で幸福とは残酷な現実から目を背けている状態だ。という話だろう。俺はこの考え方はある意味で正しく、ある意味で間違っていると思う。

それはどういう意味なのか、結論から言おう。ズバリ俺が言いたいのは「人の人生を作っているのは事実ではなく心の力であり、その人が心にどういう景色を描いているかによって人生はつくられる」ということだ。
俺の言っている事とこの理論がどのように関わってくるかと言うと、
この理論は事実を細かく認識しているヤツのほうがそうじゃないやつよりも開かれた世界にいて正しい。という前提があるように思う。

だが、幸福の科学は全く逆の立場を取る。

事実に心が囚われてるやつは霊的にはがんじがらめで閉じられた世界にいる。
逆に自らの心に建設的な未来を描きそれを実現していくものこそが開かれた世界にいる。ということだ。

勿論、「事実を認識するな馬鹿になれ」と言っているわけではない。大事なのはそいつの心をしめているのが一体何でどんな景色を描いているのかだということに留意しておく。

さて読者の中には人生を創るのが心の力だと聞いて「出たよ。アホスピリチュアルが。」と思った人もいるだろう。だが、これが人生の奥義であると幸福の科学は自信を持って発信している。今からその具体的な例をあげていこう。

例えばホリエモンも似たようなことを言っている。

「小利口になるな、バカになれ。バカは最強!」と。完全に同じ考えかはわからないが少なくとも、事実を正しく認識してるやつよりも事実をよくわかりもせずに自分のやりたいことを失敗を恐れずにブルドーザーみたいな力強さで推し進めてくやつが最強だってことを言ってるわけだ。当然のことながら「バカは最強」とは知性がないやつが成功するという意味ではない。
それを幸福の科学はより踏み込んで本質的に表現してるわけ。その最強バカの推進力はどこからでてくる?心の力なのではないか。自分の明るい未来を信じる力なのではないかと。
心の力が人生を作るとか言うとスピッてると思われるからなかなか人は言わないけれども実はいろんな人が実践して様々な成果を残している。
冷静に考えてみれば、豊田喜一郎もヤバすぎる。アメリカでビュンビュン自動車が走っている時代に日本ではようやく国内の部品のみの自転車の第一号ができたところだった。
アメリカはビュンビュン自動車走っとって
日本は自転車が1台あるだけ。

自動車と自転車がどれだけちがうかなど俺のような機械に詳しくない人間でもわかる。

だが、そんな状況でまずアメリカから車を買って、分解して自分たちで分析し、より高性能なものを作ってみせた。今で言えばUFO作っちゃったようなものだろう。
そんなトヨタは今世界の自動車市場を席巻しているわけだ。
果たしてこんなイカれた偉業が「事実を正しく認識しているやつ」によって成し遂げられたのだろうか。むしろ事実をしっかり認識してたらこんな事やろうとは思わないはずだ。やはり自分の中にあるビジョンの方を信じたからこそこんなことができるのである。

こんな例はいくらでもでてくる。
スティーブ・ジョブズの話とか調べてみると卓越した心の力の持ち主だということがわかるだろう。
そういう卓越した心の力を持っている人間は説得力も段違いなのである。
ワーッとまくし立てて人に頷かせる迫力があるトップ営業とかもそう。
まぁ、色々とここまで話しましたが、
大切なのは夜とかに自分の人生の暗い要素が異様に気になったときにその自分を本当の自分だ。世界が見えているのだ。と考えないことだと思う。
グッバイ。

補足
この文章を読んで私がうつ病は気の所為だと言っているように感じる人がいるかも知れないと思い、補足することにした。
私はうつ病は心のバッテリー切れだと考えていて断じて気の所為ではないと思う。
しかしながらうつ病のときにこそ人は世界の真の姿が見えている。という考え方は人がネガティブになった時それを加速させる危険性を持っているのではないかと考え、この文章を描いた次第である。

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