扁平足 part4
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✅足部外返しが生じる下肢の下行性運動連鎖は骨盤前傾、股関節内旋、膝関節外旋が挙げられます。重心位置が距骨下関節の運動軸の内側を通過する場合も足部外返しが生じやすくなります。体幹筋や中臀筋の活動が不十分で対側に側屈してしまうと、重心位置が内側に偏位し、足部外返しを助長してしまいます。
☝️立脚側の中臀筋の機能不全により遊脚側への骨盤の傾斜、体幹側屈がみられ、膝の内反変形を助長していることは多く経験します。その場合は足部内返しが生じていることが多いです。上記の運動連鎖による扁平足は若年者(特に女子中学生や女子高生)に多い印象があります。特に歩行時に内股気味になっている子は注意深く評価していく必要があると思います。
✅後脛骨筋の単独収縮を促す場合はセラバンドを用いた足部内転運動がシンプルで効果的です。反対の足部に巻いて足を交差して行うことでセルフエクササイズとしても簡単に行うことができます。膝伸展位で行う場合は股関節内転や内旋の代償、膝屈曲位で行う場合には股関節外旋の代償が生じないように注意が必要です。
✅後脛骨筋は内果後方で走行角度が急激に変化するため、筋収縮による筋張力の伝達効率が低いです。足部を自然下垂位で行うことで急激な角度変化を減少させることができるので効果的に筋収縮を促すことができます。
✅単独収縮ができるようになったらCKCでのエクササイズを始めていきましょう。具体的にはカーフレイズが効果的です。特に足部30°内転位でのカーフレイズで後脛骨筋の筋活動が高くなることが報告されています(Akuzawaら 2017)。また、遠心性収縮を加えると効果的という報告もされています(Kuilgら 2009)。
☝️以前の記事でも紹介しましたが、後脛骨筋を狙ったカーフレイズは内果下方にテニスボールを挟んだ状態でも行うことができます。足を交差して後方の足をメインにカーフレイズを行っても後脛骨筋を狙うことができます。最終的には片脚立位の状態で行いたいところですが、まずは両足で行っていき、片脚で行う場合にも安全に配慮して行いましょう。タオルギャザーなどで足部アーチに関わる他の筋への介入も合わせて行うと効果が高い印象があります。
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