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都会的な大人の恋愛を歌う女性ソロシンガーmiya

現代は自分で曲を作って公開することのハードルがとても下がりましたね。

私の音楽仲間でもオリジナル曲がカラオケに登録されている人がいますし、CDを出した人もいます。

かくいう私自身もYouTubeにてオリジナル曲を公開中です。まぁ私は所詮趣味なので大したものは作っていないですが。

そんな中でアマチュアミュージシャンで私が気になっている人がいます。それが今回紹介する女性ソロシンガーのmiyaです。

実は先日もmiyaのライブを観に行ってきたところです。

私もバンドマン歴が長くなりましたし、近年は作曲をやっています。そこでmiyaの曲を聴いて感じたことを書いてみようと思います。


miyaとは

miyaはジャジーなロックで都会的な大人の恋愛を歌う女性ソロシンガーです。インディーズレーベルからデビューしています。

インディーズレーベルなのでオリジナル曲は3曲しかありません。インディーズレーベルだと働きながら音楽活動をしている人も多いでしょうし、オリジナル曲の数は人それぞれですね。

いずれの曲もジャジーな感じを出しつつ、ブラスもふんだんに使っていて、都会的で大人の世界観を感じます。

ブラスが多いと夜の街が舞台な感じがしてきますね。おそらく飲み屋でよくジャズがBGMとしてかかっているから、管楽器が鳴るジャズといえば夜の繁華街というイメージなのでしょう。

あるいはジャズバーなどに夜にジャズ好きが集まって、演奏を楽しんでいるイメージがあるのかもしれませんね。

miyaは作曲とアレンジは作曲家に依頼していますが、作詞は本人が行っています。

歌詞では大人の恋愛ならではの難しさを書いています。若者や学生のようなピュアな恋愛とは全く違う、社会人同士の色々ある悩ましい恋愛を歌っています。

浮気を疑って悩む曲

miyaの1stシングルは「コノオモイ」という曲です。CDが出ています。

店舗によっては在庫わずかとか在庫なしになっていますが、公式に聞いた話だと若干在庫が残っているようです。だから取り寄せは可能だと思います。

コノオモイはなんと浮気されていると感じている曲です。どうも怪しい感じがしているけど、会うと問題なさそうにしているというのです。

私は浮気をされたことがないから解りません。とはいえ浮気は裏切りですので、嫌ですよね。裏切られたら怒りますよ。

コノオモイではおそらく十中八九相手が浮気しているようです。しかし本当は黒なのか白なのか曖昧なままに感じました。想像にお任せと言ったところでしょう。

イントロから派手なブラスで入り、甘い音色のオーバードライブギターが目立ちます。どちらも都会的な感じを出しており、夜の繁華街での社会人の恋愛を想像させてくれます。

そして恋人が浮気してモヤモヤしたやるせない気持ちに合ったパワフルさを、ブラスとギターが表してくれています。

視聴はこちら。

人生の悩みを歌った曲

2ndシングルは「ココロノアリカ」というゆったりした曲です。

人生は悩み多くグルグル回ってしまうこともあると思う

何かを目指しても中々たどり着けないことはあります。運が9割なんて本もあるようで、頑張れば必ず結果が出るわけでもないし、夢を実現できるわけでもないという現実があります。

この曲のサビには「グルグル回ってる」という表現が出てきます。

私も色々悩んで頑張ってみたりするのですが、悩んだ末に「こういうことだったのか!」と思ったら、「それって半年前にも同じこと考えてなかった?」となります。

まさしくグルグル回ってるわけですね。回ってばかりで全然前進していないのです。

グルグル回った末に元の場所に戻っても、レベルアップしていればいいのかもしれません。でもそう上手くも行きません。

そしてサビのグルグル回っているのところでは、ドラムがダブルタイムフィールになります。1小節当たりに叩く回数が2倍になるのです。

これによってゆったりしていたのが急に速くなったように感じます。

急激に流れが速くなり、グルグル回る渦に巻き込まれていくような気がします。イメージ図はこんな感じですね(棒人間ですが)。あくまでも私が感じたことであり、創作である以上は感じ方は人それぞれですよ。

流れの速い渦の中でグルグル回る

自分という存在に疑問を抱くこともある

「今消えたら誰か気付くかな?」という表現も出てきます。確かにそう思うことはあります。なぜでしょうね?

なりたい自分になれないから、このまま消えたらどうなるんだろう?と思うのでしょうか。

なりたい自分に頑張ってもなれない、そんなダメな自分を気にしてくれる人はいるんだろうか?そう思うことが私にはよくあります。

人によって境遇は違うかもしれませんね。親しい人と疎遠になってしまった人も、誰か気付くかという疑問を感じることがあるかもしれません。

人生のところどころには支えてくれた人がいる

この曲には支えてくれた君がいたという表現も出てきます。そういえば人生のところどころにはキーパーソンがいるなぁと思います。

仕事で関わった人とか恋人だと、その時限りの付き合いでもあります。友達でもずっと付き合いがあるかというと、そうとも限りませんね。

こういうその時限りの人との関りもあって、人生は成り立っていますね。

視聴はこちら。

ダメンズに不満を感じる曲

3rdシングルは「アナタを嫌いになる前に」というダメンズに不満を感じる曲です。ちょっと怖いタイトルですね。

相手に不満があっても我慢してしまう

主人公の恋人はイケてないね~なんて思ってしまう相手。でももしかしたら関係が悪化している証拠なのかもしれません。

量が違うのに割り勘、人の話をさえぎって自分の話ばかりするという相手に不満を感じているのです。

そしてもう嫌いになりそう、作り笑いで何とか場をしのぐって…まぁ簡単に関係を切りたくないから我慢するのでしょうね。

キッパリと割り切れる人はさっさと関係を切って次の恋人を探すのでしょう。私はそうドライになれないタイプです。この曲の主人公もそういうタイプなのかもしれません。

この曲の恋人みたいな嫌な感じの人はいると言えばいます。私は恋愛相手や友達でこういう人に当たったことはありませんが、会社の同僚なら何人もいます。

割り勘どころか俺様に奢れよとか、人の話はどうでもいいと平気で言って自分の自慢話ばかりするのです。

「お前を嫌いになる前に」と言いたくなります。私はこういう同僚とは何度もケンカをしてきました。

不満な相手には決断が必要

さてこの曲では最後には不満を言ってやろうという展開になります。しかし言うにも勇気がいるので、ジョーカーに祈ります。神様ではないところがポイントですね。

一般的にジョーカーはトランプにおける切り札ですので、もう最後の手段ということにも感じます。

ジョーカーに祈るシーンでは静かになっているのもポイントですね。

そして最後にはゲームオーバーになる前に伝えたいと歌って終わります。

恋人を嫌いになることがゲームオーバーなのか?

主人公がやりたいことは、ジョーカーに祈って相手に不満を伝えることなのか?それとも別れ話を切り出すことなのか?それは想像の域を出ません。

でも放置していてもダメでしょうね。これはいい関係ではありませんから。修復するのか、別れるのか考えた方がいいでしょう。

でもこういうよく解らないダメンズな人とは別れた方がいいんじゃないでしょうか?長く付き合ってもあまりいいことなさそうだし、ましてや結婚したら家庭のことは全て押し付けられて遊びに行かれそうですし。

それにしても勇気を出して相手に言うなら、ケンカばかりしている私より全然マシですね。言った後にケンカになるかもしれませんが。

視聴はこちら。

終わりに

今回はインディーズレーベルからデビューしているアマチュアミュージシャンについて解説しました。

私自身が自分で曲を作って公開していることから、アマチュアミュージシャンが頑張っても中々上手くいかないという厳しい現実はよく解っています。

だからこそ気になったミュージシャンを応援してみようと思って書いてみました。

誰でもオリジナル曲を作って公開や販売ができる時代になったと思いますが、知られる機会がない人たちが沢山います(私も含みます)。

色んな人の色んな音楽を知ってもらえる機会ができたら楽しそうだなと思います。

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