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人それぞれ自分にも社会における役割があるんじゃないか?
私は無能とか役立たずとよく言われます。まぁ高校すら行けず就職もできなかった落ちこぼれですから無理もないです。
だからこそ自分でもできることを未だに模索し続けています。自分にも居場所があって、活躍できる役割があったらいいなぁということで。
現実はそんなに甘くはないのですが、日々悩み、日々読書しています。
そんな中でふと思ったことを書いてみます。
恵まれている人はバリバリ活躍して稼いで使えばいい
運良く子どもの頃に親から教育に力を入れてもらえた人、相性がいい先生に当たって伸びた人、自分に合った会社に入れて伸びた人など、幸運にも恵まれている側になれた人は、自己肯定感も高くなり、人生が上手くいくでしょう。
こういう人たちは沢山稼げるようになるでしょうから、沢山使って社会に還元できます。
沢山稼げるということは仕事で活躍できているので、社会に価値を沢山出せています。
その分のご褒美で自分にお金を使うことで、また社会に貢献できます。
ドンドン社会に貢献して下さい。稼ぐことも使うことも社会貢献になります。
大成功した起業家や芸能人が高級ブランドの商品を買うことがあります。多くの人はこれを贅沢と見ているかもしれません。
しかし私は違うと見ています。この人たちは色々な人のおかげで成功できたから、沢山お金を使うことで還元しているのかなと思います。
人は失敗すると周囲のせいにするのに、成功すると自分だけの力だと思い込みます。
しかし私はこれは違うと思っています。だから優秀な人からは怒りを買いまくるのですが、どんな仕事だって、日常生活だって、誰かの支えがあります。
それこそ見知らぬ多数の人たちの仕事によって支えられています。だから自分だけ特別すごいという考えには反対です。
他人に還元しましょう。
恵まれていない人は恵まれていない人のために頑張ればいい
家庭が貧しいとか親の不仲で苦労をする人もいます。
運悪く就職先がブラック企業だったり、ブラック企業でなくてもリストラや倒産ということになってしまうこともあります。
世間ではこういう本人の力ではどうにもならないことを自己責任と呼びますが、本人に落ち度はあるのでしょうか?
こういう人たち(私もこちら側で、生まれや育ちで散々見下されました)は、自分と同じように恵まれない人たちを支援するという選択肢もあります。
今の時代は探せば寄付やボランティアがあります。少ないですがあるにはあります。
だから自分と似たような境遇の人や、似たような苦労をしている人に寄付やボランティアをするのもいいと思います。
私は読み終わった本を施設に寄付するサービスを使おうと考えています。
読み終わった本は古本屋で売っても1冊10円だし、メルカリで売るのも手間がかかります。だから今まで古紙の日に出していました。
しかしふと寄付はどうだろうと気付きました。幸いにも寄付サービスが世の中には存在しており、読み終わった本の寄付も可能なようです。
知人がその手の業界に転職したそうで、一応買い取りという形式で1冊10円くらいにはなるようです。でも寄付が目的だから買い取り金額はどうでもいいですね。
知識は無尽蔵だがお金や物は有限
私はプロボノで講師をやっています。受講生は主に職業訓練校を出た人や若手です。
教育はお金がかかりますので、ボランティアで貢献するのもいいかなと思っています。
お金や物はあげたらおしまいです。そしてもらった側も使ったらおしまいです。
しかし知識はいくらあげてもなくなりません。もらった側も繰り返し何度も使えます。
よくある故事で、魚を与えるより魚の釣り方を教えた方がいいといいます。
これにならうとお金や物の寄付は限度があります。ましてや私のようにまともに働けなくてまともに稼げない落ちこぼれには、お金の寄付はハードルが高すぎます。
しかし読書は好きですし、本を読むなら能力は要らず、仕事ができない人でもできます。読んだことをただで教えることもできます。
意外とプロボノ講師は良さそうだなと最近思っています。
終わりに
長々と書いてしまいましたが、社会の役に立つには優秀でなくても、成功者でなくても、ありふれた平凡な一般人でも可能です。
仕事をしているだけでも陰ながら誰かの役に立てますし、余り物を寄付するサービスもあります。
ボランティアなんて無償だから高いハードルを求められません。有償だったら求められるレベルも高く、顧客を満足させられなければクレームになります。
意外と誰かの役に立つとか社会の役に立つことは簡単なのです。
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